【ジャパンカップ2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月27日、東京競馬場でジャパンカップ(GⅠ/芝2400m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。昨年の日本ダービー(GⅠ)を制したシャフリヤールをはじめ、ダノンベルーガ、ヴェラアズール、ヴェルトライゼンデ、デアリングタクトらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

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■ジャパンCの日程、競馬場・コース

2022年11月27日(日曜) 5回東京8日
第42回ジャパンカップGⅠ
3歳以上 オープン(国際)(指定)定量 コース:2,400メートル(芝・左)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 シャフリヤール 2.5倍
2番人気 ダノンベルーガ 3.3倍
3番人気 ヴェラアズール 5.2倍
4番人気 ヴェルトライゼンデ 13.3倍
5番人気 デアリングタクト 14.9倍
6番人気 ユーバーレーベン 19.6倍
7番人気 ボッケリーニ 22.5倍
8番人気 オネスト 24.2倍
9番人気 テュネス 33.7倍
10番人気 ハーツイストワール 35.8倍
11番人気 テーオーロイヤル 38.2倍
12番人気 カラテ 49.6倍
13番人気 グランドグローリー 77.7倍
14番人気 ユニコーンライオン 81.2倍
15番人気 ウインマリリン 95.8倍
16番人気 シムカミル 102.9倍
17番人気 ウインマイティー 162.0倍
18番人気 リッジマン 193.1倍
19番人気 シャドウディーヴァ 199.5倍
20番人気 ゴールドスミス 325.3倍
21番人気 トラストケンシン 388.1倍

■オッズ・人気予想考察

ダービー馬シャフリヤールが人気の中心だ。

昨年はダービーを制し世代の頂点に立ったシャフリヤール。今年はドバイシーマクラシックで海外GⅠ初制覇を果たした。父ディープインパクトはこれまでに7頭のダービー馬を輩出したが、この中でダービー以降GⅠを制したのはシャフリヤールと三冠馬コントレイルのみ。兄のアルアインは皐月賞(GⅠ)を勝利した後勝ちきれない競馬が続いていたが、5歳春に大阪杯(GⅠ)で復活劇を演じた。兄の戦績から成長の余地は十分にあると考えられる。再び世界の強豪をねじ伏せて、GⅠ3勝目なるか。

3歳馬ダノンベルーガは初GⅠ制覇に期待がかかる。

ハーツクライ産駒は過去5年でスワーヴリチャード、シュヴァルグランが勝利している。両馬は前年に3着と好走しており、ジャパンCとの相性が良かった。成長力の高いハーツクライ産駒らしく、好走したのは4、5歳の時。同馬は3歳ながら、前走のGⅠ・天皇賞(秋)で古馬相手に3着と結果を残している。実績から上述の2頭よりも3歳時点でのポテンシャルは高いとも言えるだろう。これからの成長が期待されるが、現時点でも実力は上位。勝って3歳世代の強さを見せつけられるだろうか。

ヴェラアズールは連勝の勢いでGⅠ奪取を目指す。

芝転向後、躍進を続けていて現在2連勝中だ。同コースで行われた前々走のジューンステークス(3勝クラス)は、のちにアルゼンチン共和国杯(GⅡ)を制したブレークアップを退けて勝利。前走・京都大賞典(GⅡ)では、重賞2勝馬ボッケリーニに2馬身2分の1差をつけて完勝した。父エイシンフラッシュは2010年のダービー馬。母ヴェラブランカはオークス(GⅠ)馬トールポピーの半妹にあたる。血統面から東京芝2400mのGⅠでさらなる力を発揮する可能性を秘めている。

ヴェルトライゼンデはD.レーン騎手と再びコンビを組む。2走前の鳴尾記念(GⅢ)でレーン騎手と共に初重賞タイトルを獲得。右前脚屈腱炎を発症後、1年4カ月ぶりの実戦であったが、直線狭いところを割って入り、坂を駆け上がると加速した。怪我、休み明けを感じさせない力強いレース内容であった。前走GⅡ・オールカマーは内・先行が有利な馬場であったが、同馬は後方から外を回す競馬で馬場傾向に反した形となった。今秋のGⅠでレーン騎手はエリザベス女王杯2着、マイルチャンピオンシップ勝利と勢いに乗っている。頼もしい鞍上を背に念願のGⅠタイトルを狙う。

以下、2020年に無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクト、昨年のオークス(GⅠ)馬ユーバーレーベン、フランスから参戦したパリ大賞(GⅠ)の覇者オネストが続く形だ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。