【シンザン記念2023】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2023年1月8日、中京競馬場でシンザン記念(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ライトクオンタム、トーホウガレオン、ペースセッティング、クファシルらが出走を予定。果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

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■シンザン記念の日程、競馬場・コース

2023年1月8日(日曜) 1回中京3日
第57回日刊スポーツ賞シンザン記念GⅢ
3歳オープン(国際)(特指)別定 コース:1,600メートル(芝・左)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 ライトクオンタム 1.8倍
2番人気 トーホウガレオン 3.0倍
3番人気 ペースセッティング 4.9倍
4番人気 クファシル 5.4倍
5番人気 スズカダブル 22.8倍
6番人気 サンライズピース 71.8倍
7番人気 シンゼンイズモ 102.4倍

■オッズ・人気予想考察

ディープインパクト産駒最終世代の1頭、ライトクオンタムの重賞勝利が期待される。

父ディープインパクト、母はアメリカ・サンタアニタパーク競馬場で行われた芝1800mのGⅠ・ゲイムリーSを制したイルミナントという血統。ディープインパクト産駒最終世代の血統登録は6頭のみであり、否が応でも注目が集まる。新馬戦では逃げて後続に2馬身半差をつけて快勝。管理するのは武幸四郎厩舎で、今回鞍上には武豊騎手を予定している。ディープインパクト産駒最後のクラシック制覇へ、足がかりとなる重賞タイトル獲得を目指す。

リアルスティール産駒のトーホウガレオンは、素質の高さを見せられるか。

前走・阪神芝1800mの未勝利戦では、好スタートから2番手で進める。直線に入ると外から脚を伸ばし、後続に1馬身半をつけて初勝利を飾った。これまで4戦して、(1-3-0-0)の成績。勝ちきれないものの堅実な走りを続けてきた。前走の勝利で勢いをつけて、連勝での重賞制覇を狙う。引退まで2カ月に迫った福永祐一騎手が鞍上。残りわずかの機会で重賞制覇を期待するファンが多いことも人気の要因と推察される。

重賞で4着の実績があるペースセッティングも、虎視眈々とタイトル獲得を狙う。

2走前の京王杯2歳ステークス(GⅡ)では、2番人気に支持されるも4着に敗れた。前走の万両賞(1勝クラス)では、先行して逃げたテラステラを捉えに行くもクビ差届かず2着。昨秋に初の短期免許で来日したB.ムルザバエフ騎手が鞍上の予定だ。暮れのホープフルステークス(GⅠ)では、14番人気のドゥラエレーデを勝利に導き、日本競馬への高い適応力を見せている。スピード能力の高い馬。初のマイル戦でそのスピードが持続できるかが好走のポイントと言えるだろう。どんなレース運びをするか鞍上の手腕にも注目だ。

クファシルは名牝エアグルーヴの牝系であり、半姉にはローズステークス(GⅡ)勝ちや秋華賞(GⅠ)で3着の実績があるアンドヴァラナウトがいる。同馬は父がモーリス。2年連続で産駒が連対中と相性の良い血統だ。父モーリス、母父ディープインパクトといえば、昨秋エリザベス女王杯(GⅠ)を制し、有馬記念(GⅠ)でも3着に入ったジェラルディーナと同じ組み合わせだ。勢いのある血統が今年も旋風を巻き起こすか。

以下、朝日杯FS13着から挑むスズカダブル、万両賞5着のサンライズピース、コスモス賞(OP)5着以来5カ月ぶりの実戦となるシンゼンイズモらが続く形である。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。