【シンザン記念2023】予想・分析。好走率34%、回収率約120%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年1月8日、中京競馬場でシンザン記念(GⅢ/芝1600m)が行われる。ライトクオンタム、トーホウガレオン、クファシル、ペースセッティング、スズカダブルらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はシンザン記念の好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

過去10年でシンザン記念に出走した馬のうち、11番人気以下に支持された馬は全部で37頭いるが、1頭しか馬券に絡んでいない。基本的に人気薄の馬は相応に厳しいと考えることができる。

ただ、今年は7頭立ての少頭数で行われるため、全ての馬にチャンスがあると考えてよいだろう。

■【予想】過去の傾向分析② 前走朝日杯FS組

過去10年、前走でGⅠの朝日杯フューチュリティステークスを使い、シンザン記念に出走した馬は18頭いるが、そのうち6頭が馬券に絡んでおり、成績は悪くない。

ただ朝日杯FSで10着以下に敗れた馬に限定すると、馬券に絡んだ馬は2015年ナヴィオン1頭のみだ。朝日杯FSは前哨戦として成績は悪くないが、9着以内の実績が欲しい。

前走朝日杯FSを使った馬を選ぶ際は、最低でも9着以内に入っていた馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走OP、未勝利組

シンザン記念では過去10年、前走のレースが重賞を使った馬が優秀で、次に条件戦、新馬、未勝利、OPと続く。

前走OP(重賞除く)を使った馬で馬券に絡んだ馬は1頭もおらず、また前走未勝利組も、(1-2-1-28)複勝率12%と、成績は奮わない。

中心となる馬は前走で、新馬、条件戦、重賞のレースに使っている馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④ レース間隔

過去10年、前走のレースが10月以前だった馬は、全部で13頭。そのうち2頭が勝ち馬となっている。ただし、この2頭はいずれも上位人気に支持されていたことから、10月以降レースに使っていない馬は割引が必要と考えてよいだろう。

中心となる馬は前走が、最低でも11月以降のレースに使っている馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(8-8-7-43)
勝率12% 複勝率34%
単勝回収率136% 複勝回収率102%

特に単勝回収率は優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。