【キーンランドカップ2022】予想・分析。好走率60%、回収率約210%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年8月28日、札幌競馬場でキーンランドカップ(GⅢ/芝1200m)が行われる。ウインマーベル、ジュビリーヘッド、エイティーンガール、トウシンマカオ、レイハリアらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はキーンランドCの好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

キーンランドCは3連単10万越えの年は過去10年で3回あるが、基本的には順当な決着に終わることが多い。

具体的には過去10年で11番人気以下の馬は47頭いるが、馬券に絡んだのは2017年のエポワスのみだ。極端な人気薄の活躍は厳しいと考えて良いだろう。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:枠順

キーンランドCは内枠の不利が大きいレースだ。

函館開催だった2013年を除き、馬券対象となった27頭中、1枠は1頭も馬券に絡んでおらず、3枠まで視野を広げても3頭しかいない。

中心となる馬は4枠より外の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:性別

キーンランドCは牝馬が強い。過去10年で性別別に成績を見ると、牡馬、セン馬の成績は(3-5-4-41)に対し、牝馬の成績は(6-4-5-23)と非常に優秀な成績となっている。直近2年の勝ち馬も牝馬だ。

「夏は牝馬」の格言通り、ある程度人気の裏付けがある牝馬であれば、積極的に狙いたい。

■【予想】過去の傾向分析④:血統

過去の成績から父サンデー系とミスプロ系の成績が優秀だ。

父サンデー系の成績は(3-3-4-20)で複勝率33%。父ミスプロ系の成績は(4-2-3-17)で複勝率34%。逆に父ノーザンダンサー系の成績は(1-2-1-16)で複勝率20%と、成績に大きな差がある。

血統から選ぶのであれば、父サンデー系か父ミスプロ系から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(5-3-4-8)

勝率25% 複勝率60%

単勝回収率248% 複勝回収率183%

非常に優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。