【カペラS2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

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2022年12月11日、東京競馬場でカペラステークス(GⅢ/ダ1200m)が行われる。JRAの発表によると、JBCスプリント(JpnⅠ)で2着に入ったリュウノユキナ、室町ステークス(OP)で2年10ヵ月ぶりに勝利したエアアルマス、初のダート1200m戦となる3歳馬のリメイク、距離・コースを問わず善戦を続けるオメガレインボー、一昨年の覇者ジャスティンら頭が出走登録を行っている。

今回はカペラSの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2022年カペラSの展望・人気・予想

重賞3勝目を狙うリュウノユキナが人気の中心だ。

昨年は粘るダンシングプリンスを半馬身まで追い詰め2着。前走JBCスプリントもダンシングプリンスの前に2着に敗れた。勝ちきれない競馬が続いている同馬だが、今回は天敵が不在であり、重賞3勝目を獲得する絶好のチャンスと言える。中央ダート6勝中5勝を挙げている柴田善臣騎手と、3戦ぶりにコンビを組む予定。JRA最年長ジョッキーと再び美酒を味わえるだろうか。

エアアルマスは7歳にして、ダート1200mで新たな道を切り開けるか。

前走・室町ステークス(L)では、2戦続けて2桁着順という戦績が影響してか9番人気と低評価であった。メンバー中2番目に重い斤量58kgを背負い好位からレースを進めると、直線半ばで先頭に躍り出ると、後続の追随を許さず2馬身半差をつけて完勝。1分9秒1の好タイムを記録した。これまでダート1200m戦は(1-0-1-0)とレース数は少ないが、結果を残している。2020年の東海ステークス(GⅡ)を制した同馬が短距離で再び花を咲かせるか注目だ。

3歳馬リメイクは、重賞初制覇を目指す。

今春、昇竜ステークス、端午ステークスとオープンを2連勝する。初重賞挑戦となったユニコーンステークス(GⅢ)では、1番人気に支持されるも伸びを欠き6着に敗れた。8月にはクラスターカップ(JpnⅢ)に出走し、初のダート1200m・古馬との対戦となるはずだったが、当日朝にフレグモーネを発症し競走除外となった。前走のテレ玉杯オーバルスプリント(JpnⅢ)は得意のダート1400m戦で上がり3ハロン1位タイの末脚で勝ち馬シャマルに迫るも、1馬身半差届かず2着。それでも古馬にも通用する力を見せた。父は2016年のUAEダービー(GⅡ)を制したラニ。同馬と父にとっての重賞初制覇を狙う。

オメガレインボーは昨年の3着馬。これまでに9場の競馬場で出走歴があり、そのうち7場で馬券圏内に入っている。さらに距離適性の幅も広く、勝ち切れてはいないものの安定した成績を残している。昨年も騎乗した岩田康誠騎手が、鞍上に予定されている。同騎手と共に雪辱を果たしたいところだろう。

以下、8月のクラスターCで重賞初制覇を果たしたオーロラテソーロ、2年前の覇者ジャスティン、3連勝でオープン入りした3歳牝馬ヤマトコウセイ、ダート1200mは(3-3-1-0)と好結果を残しているクロジシジョーらダート界のスプリンターが集結した。

■カペラSの日程、競馬場、コース

2022年12月11日(日曜) 5回中山4日
第15回カペラステークスGⅢ
3歳以上 オープン(国際)(指定)別定
コース:1,200メートル(ダート・右)
本賞金:3800,1500,950,570,380万円

■カペラSの出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名 

アティード 56.0 牡4 加藤士津八(美浦)
エアアルマス 57.0 牡7 池添学(栗東)
オメガレインボー 56.0 牡6 安田翔伍(栗東)
オーヴァーネクサス 56.0 牡5 松下武士(栗東)
オーロラテソーロ 57.0 牡5 畠山吉宏(美浦)
カルネアサーダ 53.0 牝3 加用正(栗東)
クインズメリッサ 54.0 牝4 宮本博(栗東)
クロジシジョー 55.0 牡3 岡田稲男(栗東)
ケイアイドリー 56.0 牡5 村山明(栗東)
コパノマーキュリー 56.0 牡5 村山明(栗東)
ジャスティン 57.0 牡6 矢作芳人(栗東)
ジャスパープリンス 56.0 牡7 森秀行(栗東)
シンシティ 54.0 牝5 木原一良(栗東)
ハコダテブショウ 56.0 牡4 相沢郁(美浦)
ヒロシゲゴールド 56.0 牡7 北出成人(栗東)
ピンシャン 56.0 牡5 森秀行(栗東)
ヤマトコウセイ 53.0 牝3 武井亮(美浦)
リメイク 55.0 牡3 新谷功一(栗東)
リュウノユキナ 56.0 牡7 小野次郎(栗東)
レディオマジック 56.0 牡5 佐々木晶三(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。