【オールカマー2022】予想・分析。好走率50%、回収率約140%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年9月25日、中山競馬場でオールカマー(GⅡ/芝2200m)が行われる。デアリングタクト、ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデ、テーオーロイヤル、ウインキートスらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はオールカマーの好走条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析①:年齢

4歳が(4-5-3-14)と好成績。複勝率に関しては46.2%であり、約半数が馬券に絡んでいる。有力4歳馬が出走してきたら、素直に信頼してよいだろう。

5歳もまずまずで、(5-3-5-36)という成績。複勝率は26.5%と4歳よりも落ちるが、5勝を挙げている。4歳と5歳で9勝。頭は4歳、5歳と割り切って予想を組み立ててよさそうだ。

6歳になってくると(1-2-1-28)という成績で、複勝率は12.5%。成績が落ちてくる。馬券圏内に関しても、4歳と5歳を中心に考えていくのがよいだろう。

■【予想】過去の傾向分析②:種牡馬

ディープインパクト系の産駒の成績が良く、(2-6-2-17)。ただし、2着が多いので、このあたりは気を付けたい。

他では、ステイゴールド系が(2-1-2-20)、ロベルト系が(2-0-1-14)と優勢。極端な偏りはないので、上記3系統の産駒の評価をやや上げてみるとよいだろう。

■【予想】過去の傾向分析③:出走間隔

中9週~中24週と間隔を空けてきた馬が過去10年で10勝を挙げている。オールカマーはここが秋初戦の馬との相性が良いレースだ。全体成績も(10-7-5-47)と出走数も多いが、それに好成績といえる。

中4~8週の馬は(0-2-3-31)と2着が最高。半年以上間隔が空いた馬も、(0-1-2-11)と同じく2着が最高だ。中4週未満の馬は(0-0-0-22)で、一度も馬券に絡んでいない。

■【予想】過去の傾向分析④:前走クラス

過去10年で連対した馬はすべて、前走重賞に出走していた。前走オープン特別やリステッド競走ならば3着までといった成績だ。実力馬がGⅠへのステップとして使うこともあり、重賞で揉まれてきた馬たちが力を発揮しやすい舞台のようだ。

また、条件戦を使ってきた馬は過去10年で一度も馬券圏内に入っていない。前走が条件クラスの馬は割引が必要だろう。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(6-3-2-11)
勝率27.3% 複勝率50%
単勝回収率171% 複勝回収率104%

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目するとよいだろう。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。