【みやこS2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

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2022年11月6日、阪神競馬場でみやこステークス(GⅢ/ダ1800m)が行われる。JRAの発表によると、東京大賞典5連覇を目指すオメガパフューム、一昨年のみやこSを勝利したクリンチャー、古馬との初対戦となった前走のシリウスステークス(GⅢ)で2着に入った3歳馬ハピ、同じく3歳馬でレパードステークス(GⅢ)ではハピに先着したタイセイドレフォンら18頭が出走登録を行っている。

今回はみやこSの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

■2022年みやこSの展望・人気・予想

オメガパフュームは東京大賞典に向けて弾みをつけたい1戦だ。

東京大賞典4連覇、帝王賞(JpnⅠ)とGⅠ級競走を5勝している同馬。昨年の東京大賞典を最後に引退予定であったが、引退を撤回し現役を続行した。今年初戦、同コースで行われたアンタレスステークス(GⅢ)は斤量59.0kgを背負いながらも、直線鋭い末脚を見せて快勝している。阪神ダ1800mは(3-0-0-0)と負け知らず。ここを勝って、大目標の東京大賞典5連覇に挑みたいところだろう。

8歳馬クリンチャーは2年ぶりのみやこS勝利を目指す。

前走・帝王賞では、2番手から3コーナーで先頭に並びかけるが、直線で後続の強襲に遭い5着。しかし、4着に入ったテーオーケインズを差し返そうとする姿勢を見せた。衰え知らずの8歳馬がさらなるタイトルを積み上げられるだろうか。今回は、勝った京都記念(GⅡ)以来、4年9ヵ月ぶりに藤岡祐介騎手が鞍上する予定だ。

6戦続けて上がり3ハロン最速のタイムを叩きだしているハピが古馬撃破を狙う。

近3走は勝ち切れていないが、前走・シリウスSは初の古馬との対戦で2着に入り実力の高さをアピールした。阪神ダ1800mは3月に行われた1勝クラスで勝利している。オメガパフュームとは5kg差の54kg。斤量差を活かして、初の重賞勝利を収められるか。

タイセイドレフォンは、レパードSで勝ち馬とタイム差なしの2着に惜敗した。今回はそれ以来、3ヵ月ぶりのレースとなる。良馬場のダート戦は(3-3-0-0)と全て連対。ダート戦で連対を外したのは、重馬場で行われ、11着に敗れたヒヤシンスステークス(L)のみだ。戦歴から力のいるダートを得意としていると考えられる。馬場状態が好走のポイントと推察される。

以下、ダート戦で(5-2-0-0)と全て連対しているウィリアムバローズ、前走同コースで行われた太秦S(OP)で勝利したハギノアレグリアス、兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)の覇者ブリッツファングら、歴戦の古馬と重賞実績がある3歳馬が集結した。

■みやこSの日程、競馬場、コース

2022年11月6日(日曜) 5回阪神2日
第12回みやこステークスGⅢ
3歳以上    オープン(国際)(指定)    別定
コース:1,800メートル(ダート・右)
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円

■みやこSの出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名 

アイオライト    56.0    牡5    武藤善則(美浦)
アメリカンフェイス    56.0    牡5    戸田博文(美浦)
ヴァンヤール    56.0    牡4    庄野靖志(栗東)
ウィリアムバローズ    56.0    牡4    上村洋行(栗東)
オメガパフューム    59.0    牡7    安田翔伍(栗東)
クリノフラッシュ    54.0    牝7    橋田満(栗東)
クリンチャー    57.0    牡8    宮本博(栗東)
ゴッドセレクション    56.0    牡4    今野貞一(栗東)
サクラアリュール    56.0    牡7    村山明(栗東)
サンライズホープ    56.0    牡5    羽月友彦(栗東)
タイセイドレフォン    54.0    牡3    西村真幸(栗東)
タガノディアマンテ    56.0    牡6    鮫島一歩(栗東)
ハギノアレグリアス    56.0    牡5    四位洋文(栗東)
ハピ     54.0    牡3    大久保龍志(栗東)
ヒストリーメイカー    56.0    牡8    新谷功一(栗東)
ブリッツファング    56.0    牡3    大久保龍志(栗東)
メイショウドヒョウ    56.0    牡5    西園正都(栗東)
メイショウフンジン    56.0    牡4    西園正都(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。