【きさらぎ賞2023】予想・分析。好走率49%、回収率約120%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年2月5日、中京競馬場できさらぎ賞(GⅢ/芝2000m)が行われる。フリームファクシ、オープンファイア、ロゼル、レミージュ、シェイクユアハートらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はきさらぎ賞の好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

過去10年、きさらぎ賞では出走頭数が11頭を超える頭数で行われたことがない。今年も9頭立ての少頭数で行われる。

人気別に見ると9番人気以下の馬は全部で10頭いるが、こちらは全て馬券対象外となっている。

中心となる軸馬は上位人気から選びたいところだが、少頭数のため人気で馬を除外するよりも、基本的には下位人気の馬もチャンスがあると考えてよいだろう。

■【予想】過去の傾向分析② 前走人気

きさらぎ賞では過去10年、前走単勝10番人気以下だった馬は全部で8頭いるが、1頭も馬券に絡んでいない。

さらに前走クラス別にきさらぎ賞で馬券に絡んだ馬を見ると、前走で新馬、未勝利を使った馬は、全て前走単勝2番人気以上に支持されていた。次に条件、OPクラスを使った馬だが、こちらは全て前走単勝5番人気以上に支持されていた。

逆に前走単勝6~9番人気に支持されていた馬で、きさらぎ賞で馬券絡みがある馬は全部で3頭。この3頭はいずれも前走重賞以上のレースを使われていた。

中心となる馬を選ぶ際は、前走のクラスと前走の人気両方に注目。新馬、未勝利組は前走単勝2番人気以上、条件、OP組は前走単勝5番人気以上、重賞組は前走単勝9番人気以上の馬から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走ダート使用馬

また、きさらぎ賞では過去10年、前走でダートを使用した馬は全部で6頭いるが、こちらは1頭も馬券に絡んでいない。

過去データから、前走ダート戦出走馬は本番では不利である可能性がある。

中心となる馬は前走ダートのレースを使った馬以外から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析④ 前走着順

またきさらぎ賞では、前走で5着未満の着順だった馬は過去10年で27頭いるが、4頭が馬券に絡んでいる。

ただ馬券に絡んだ4頭はいずれも、前走でGⅠレースに出走していた。前走が重賞を含むGⅠ以外を使った馬で、前走5着未満に敗れた馬は割引が必要といえる。

中心となる馬は前走GⅠレース出走馬を除き、前走5着以上の着順を確保していた馬から選ぶようにしたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(10-10-10-31)
勝率16% 複勝率49%
単勝回収率133% 複勝回収率106%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。