2023年2月5日、中京競馬場できさらぎ賞（GⅢ／芝2000m）が行われる。オープンファイア、シェイクユアハート、フリームファクシ、レミージュ、ロゼルらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。
予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。
今回はきさらぎ賞の消し条件について、中京競馬場で行われた過去2年から分析していく。
■【予想】過去の傾向分析① キャリア
今年も少頭数でのレースになるきさらぎ賞。キャリアは2、3戦の馬が圧倒的有利なレースである。それ以外の馬は相性が悪いが、キャリア5戦では昨年3着のメイショウゲキリンが絡んだ。消しデータから除外にしたい。
キャリア2、3、5戦以外の馬は軽視したいところだ。特に新馬戦を使ってすぐのキャリア1戦の馬は（0-0-0-3）。昨年はエアサージュの全弟エアアネモイが4番人気で10着、2021年はアドマイヤエイカンの半弟ダノンジェネラルが4番人気7着となった。良血馬でもキャリア1戦は厳しく、軽視で良いだろう。
■【予想】過去の傾向分析② 前走距離
過去2年の出走馬のうち、前走も芝2000ｍを使われた馬の出走が多い。その中で今回距離延長になる馬も出走しているが、この馬たちの成績は（0-1-0-4）。2着に入ったのは昨年2着のダンテスヴューであった。
そのダンテスヴューの前走は東京スポーツ杯2歳ステークス（GⅡ）。馬券圏外に敗れた他の4頭はいずれも1勝クラス、もしくは新馬戦か未勝利だった。今回距離延長となる馬は、前走がオープンクラス以上のレースでない限り、消しで良いだろう。
■【予想】過去の傾向分析③ 誕生月
このレースで馬券に絡んだ馬すべての誕生月が、3月か4月であった。昨年人気薄で穴を開けたメイショウゲキリンも3月生まれ。人気がなくても3月か4月生まれなら、注目してみて良いだろう。
逆に、1月、2月、5月生まれの馬は1頭も馬券に絡めていない。昨年1番人気で5着に敗れたストロングウィルは、2月生まれだった。データ数が少ないので確定材料とは言えないが、このデータも気にしてみると思わぬ穴馬との出会いや、人気馬の消しにつながるかもしれない。
これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。
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