米体操アリー・レイズマン、性的暴行事件で体操連盟を批判

Kirstie Chiappelli

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アリー・レイズマンは、すべてをさらけ出して米体操連盟を批判している。

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2度のオリンピック出場経験を持つ彼女は今月10日、元米体操ナショナルチームのドクターであったラリー・ナサールから性的暴行を受けたと証言している選手がまだ他にもいるとして、自身のツイッターアカウントにて米体操連盟を批判した。

その前日には、マギー・ニコルズが、ナサール元医師の性的暴行を米体操連盟に初めて報告したのは自分だと主張し、今月16日にナサールに判決を下す裁判官に向けた手紙の中で、自身が経験した性的被害の詳細を明らかにした。

現在20歳のニコルズは15歳の頃から性的暴行を受け始めたが、米体操連盟はリオオリンピックや2028年ロサンゼルスオリンピック招致へ向けての印象を悪くするのを恐れ、彼女の告発を隠ぺいしようとしたのだという。

マッケイラ・マロニーや、ギャビー・ダグラスなど他の選手からも多くの証言があり、ナサールはすでに解雇されている。昨年11月には犯罪となる10件の性的行為を認め、12月には児童ポルノ所持で禁錮60年の判決を受けた。

原文:Aly Raisman slams USA Gymnastics for 'victim shaming'
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

 

Kirstie Chiappelli