オリンピック金メダリストのマッケイラ・マロニーが、米国チームドクターのラリー・ナッサーに受けた性的被害について初めて公で話をし、「出会うべきではなかった」と語ったと『 USA Today 』が報じた。
米国体操連盟、米国オリンピック委員会、ミシガン州立大学は「目を背け続け」、彼女とほかの被害者を守ることを放棄していたと彼女は主張したのだ。
22歳のマロニーによるこの発言は、子供への暴力を守るための組織『The New York Society for the Prevention of Cruelty to Children』のためのチャリティーイベントでのものだった。
「ラリーはモンスターであり、これまで発覚したことを全て見る限り、彼とは出会うべきではありませんでした。米国体操連盟、ミシガン州立大学、米国オリンピック委員会は今でも目を背け続けています。彼らが求めていたのはお金とメダルだけでした。他のことは何も気にしていないかのようでした」。
マロニーはナッサーに性的被害を受けたと告白した260人以上のアスリートのひとりであり、米国体操連盟とミシガン州立大学の体育局でチームドクターを務めていたときに、その多くのアスリートに手を出していたことが発覚している。
ナッサーは罪を認め、懲役140年以上の判決を受けている。
原文: McKayla Maroney: 'I should have never met' Larry Nassar
翻訳:Reo Onishi