全米女子プロゴルフ選手権歴代優勝者一覧

及川卓磨 Takuma Oikawa

石山修二 Shuji Ishiyama

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1977年大会で男女通じてアジア人初のメジャー優勝を成し遂げた樋口久子

2024年シーズンのメジャー第3戦となる『KPMG全米女子プロゴルフ選手権』(2024 KPMG Women’s PGA Championship)が、現地時間2024年6月20日(木)~23日(日)の4日間にわたって、米国ワシントン州サマミッシュのサハリーカントリークラブにて行われ、エイミー・ヤン(韓国)が初優勝を飾った。

ここでは、第1回大会(1955年)のべバリー・ハンソン(アメリカ)から2024年大会までのべ70人の歴代優勝者を一覧にまとめる。

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全米女子プロゴルフ選手権 歴代優勝者一覧

選手国・地域スコア
11955年べバリー・ハンソンアメリカ4 & 3
21956年マリーン・ヘギーアメリカ-9 / 291
31957年ルイーズ・サグスアメリカ+5 / 285
41958年ミッキー・ライトアメリカ+8 / 288
51959年ベッツィ・ロールズアメリカ-8 / 288
61960年ミッキー・ライトアメリカ-4 / 292
71961年ミッキー・ライトアメリカ+3 / 287
81962年ジュディ・キンボールアメリカ-2 / 282
91963年ミッキー・ライトアメリカ+10 / 294
101964年メアリー・ミルズアメリカ-6 / 278
111965年サンドラ・ヘイニーアメリカ-5 / 279
121966年グロリア・エーレットアメリカ-2 / 282
131967年キャシー・ウィットワースアメリカ-8 / 284
141968年サンドラ・ポストカナダ+2 / 294
151969年ベッツィ・ロールズアメリカ+1 / 293
161970年シャーリー・エングルホーンアメリカ-7 / 285
171971年キャシー・ウィットワースアメリカ-4 / 288
181972年キャシー・アハーンアメリカ+1 / 293
191973年メアリー・ミルズアメリカ-4 / 288
201974年サンドラ・ヘイニーアメリカ-5 / 287
211975年キャシー・ウィットワースアメリカ-4 / 288
221976年ベッツィー・バーフェインドアメリカ-5 / 287
231977年樋口久子日本-9 / 279
241978年ナンシー・ロペスアメリカ-13 / 275
251979年ドナ・カポ二アメリカ-9 / 279
261980年サリー・リトル南アフリカ-3 / 285
271981年ドナ・カポ二アメリカ-8 / 280
281982年ヤン・スティーブンソンオーストラリア-9 / 279
291983年パティ・シーハンアメリカ-9 / 279
301984年パティ・シーハンアメリカ-16 / 272
311985年ナンシー・ロペスアメリカ-15 / 273
321986年パット・ブラッドリーアメリカ-11 / 277
331987年ジェーン・ゲディスアメリカ-13 / 275
341988年シェリー・ターナーアメリカ-7 / 281
351989年ナンシー・ロペスアメリカ-14 / 274
361990年ベス・ダニエルアメリカ-4 / 280
371991年メグ・マロンアメリカ-10 / 274
381992年ベッツィー・キングアメリカ-17 / 267
391993年パティ・シーハンアメリカ-9 / 275
401994年ローラ・デービースイングランド-5 / 279
411995年ケリー・ロビンズアメリカ-10 / 274
421996年ローラ・デービースイングランドE / 213
431997年クリスタ・ジョンソンアメリカ-3 / 281
441998年パク・セリ韓国-11 / 273
451999年ジュライ・インクスターアメリカ-16 / 268
462000年ジュライ・インクスターアメリカ-3 / 281
472001年キャリー・ウェッブオーストラリア-14 / 270
482002年パク・セリ韓国-5 / 279
492003年アニカ・ソレンスタムスウェーデン-6 / 278
502004年アニカ・ソレンスタムスウェーデン-17 / 271
512005年アニカ・ソレンスタムスウェーデン-11 / 277
522006年パク・セリ韓国-8 / 280
532007年スザンヌ・ペダーセンノルウェー-14 / 274
542008年ヤニ・ツェン台湾-12 / 276
552009年アンナ・ノルドクビストスウェーデン-15 / 273
562010年クリスティ・カーアメリカ-19 / 269
572011年ヤニ・ツェン台湾-19 / 269
582012年フォン・シャンシャン中国-6 / 282
592013年パク・インビ韓国-5 / 283
602014年パク・インビ韓国-11 / 277
612015年パク・インビ韓国-19 / 273
632016年ブルック・ヘンダーソンカナダ-6 / 278
632017年ダニエル・カンアメリカ-13 / 271
642018年パク・ソンヒョン韓国-10 / 278
652019年ハナ・グリーンオーストラリア-9 / 280
662020年キム・セヨン韓国-14 / 266
672021年ネリー・コルダアメリカ-19 / 269
682022年チョン・インジ韓国-5 / 283
692023年イン・ルオニン中国-8 / 276
702024年エイミー・ヤン韓国-7 / 281

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歴代最多優勝は50〜60年代に活躍のミッキー・ライトの4回

過去70回の全米女子プロ選手権で最多優勝回数を誇るのは、ミッキー・ライト(アメリカ/1958、1960、1961、1963年)の4回。続く3回はキャシー・ウィットワース(アメリカ/1967、1971、1975年)、パティ・シーハン(アメリカ/1983、1984、1993年)、ナンシー・ロペス(アメリカ/1978、1985、1989年)、パク・セリ(韓国/1998、2002、2006年)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン/2003、2004、2005年)、パク・インビ(韓国/2013、2014、2015年)の6人。アニカ・ソレンスタムとパク・インビの2人はそれぞれ3年連続での優勝を飾っている。

近年はアジア勢の活躍が目立ち、1998年にパク・セリが優勝して以降の27回の開催で実に14回で韓国、台湾、中国の選手が優勝している。

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日本人選手では1977年に樋口久子が唯一の優勝

近年のアジア勢が台頭する中に日本人選手の名前はないが、実は全米女子プロ選手権で初のアジア勢優勝を飾ったのはそれより10年以上前の1977年、日本の樋口久子だった。

『チャコ』の愛称で親しまれた樋口は、国内69勝、賞金女王11回という金字塔を打ち立てたレジェンド。米女子ツアーには1970年から挑戦し、1976年のコルゲート欧州女子オープンで日本選手として初めて米女子ツアーで優勝。翌年にはこの全米女子プロ選手権制覇を果たし、男女を通じてメジャー大会で優勝した史上初のアジア人選手となった。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。

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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター