T・ウッズ「この2年間はただ食事をするためにオーガスタに来ていた」

Alec Brzezinski

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タイガー・ウッズは2015年以来3年ぶりとなるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでの今季のメジャー初戦を、3アンダーの69打で締めくくった。

ウッズはこのトーナメントを1オーバーで終えたとはいえ、トーナメントの開始時の厳しいスコアからは改善を見せた。マスターズで4度優勝経験があるウッズは、オーガスタに出場選手として戻って来られたことが、ただ嬉しいという。

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「この2年間はただ食事をするためにオーガスタに来ていたと、以前に言ったことがある」ラウンドを終えたウッズは語った。「そして今、このゴルフコースでプレイでき、マスターズでティーアップしプレイできることは、ゴルフ人生で最高の出来事のひとつだよ。この2年間はマスターズへの出場が恋しかったけど、出場できなかった。だから今このトーナメントで競えることがとてもうれしい」。

ウッズは4月8日、パー5で5アンダーとし、最終的には自身の長身を十分に生かした。しかし彼はなお、自分のスウィングが完ぺきではないと感じていた。

「僕のスウィングはわずかに外れている」とウッズは言った。「ドライバーがうまく打てたという点では満足しているけれど、アイアンショットを決めることができなかった。僕がフォームをコントロールするのに悪戦苦闘していたことは一目瞭然だった。距離もコントロールできていない。その点については以前も同じことがあった」

ウッズは今季のツアーのうち2つでトップ5入りしていたこともあり、優勝争いに名を連ねることが期待されていた。結果がどうあれ、ウッズは今回の復帰には前向きだった。

「進歩していると思う」とウッズは言った。「でもやっぱり、勝つために必要なアイアンショットが決まらなかったのは、少しがっかりしている。みんなは、ほんの少しの不足を大げさに捉えているけれど、ただ今週のプレイが今一つだったというだけだ」。

「でもトーナメントに出場して、他の出場選手と競い、以前のようなスコアをとることができるっていうのは、やっぱり気持ちがいいね」

原文:Masters 2018: Tiger Woods happy to come to Augusta to do more than eat
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Alec Brzezinski