R・マキロイに勝利した元全米アマチュアチャンピオン、相手の疲労を予想していた

Alec Brzezinski

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ゴルフのマッチプレーは、いつものPGAツアーとは違う。

個々のスコアをボードの赤い数字(アンダーパーの意)やバーディー、ボギー、イーグルで表す代わりに、2人のゴルファーがホールごとに勝敗を競っていく。ローリー・マキロイは先週、ベイ・ヒルで行われたアーノルド・パーマー招待を3打差で勝利したが、その運は21日まで続かなかった。

WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレーの1日目、マキロイは元オクラホマ州立大学のスター、ピーター・ユーラインに2&1で敗れた。ユーラインが13番まで5アップでリードし、マキロイも一気に巻き返しを図ろうとした。だがユーラインは、予想される戦いを読んでいた。

「優勝した選手がする次週の試合は、少し気が抜けた状態になるか、あるいは、絶好調のまま猛攻撃をしかけてくるかだ。僕はその2つのどちらかになると思っていた」とユーラインはラウンド後に語った。

「序盤はコントロールできていた。少なくとも彼にプレッシャーをかけ続けようとしたし、そうできたよ。でも、勝利の後っていうのは、いつも難しいものだと思う。おそらく前の週の試合で、精神的にも肉体的にもヘトヘトに疲れているから。すぐに試合に戻るのはキツい。優勝した選手の多くが次週の試合で、本当に気の抜けた最初のラウンドを回る時があるよね。珍しいことじゃないよ」

「さっき言ったように、僕が早めに潰されそうになるか、僕が早く彼に勝てると感じるか、その2つに1つなんだ。彼はいつもより調子が悪いかもしれないから」

ユーラインは、マキロイがバックナインで攻めてきた時もパニックには陥らなかった、と語った。

「フェアウェイとグリーンで打ち続ける必要があると感じた」とユーライン。「彼が7連続バーディーを取ると考えなかったのは、かなりすごいことだ。最後にもし彼が勝利を決める7連続バーディーを取っていたら、頭を下げたよ。本当だ」。

「少なくとも僕は彼に隙を与えないようにしようと思った。どのホールも取らせたくなかったんだ。パットを決めて、なんとか切り抜けようとした。それが僕にできるベストなことだった。僕は彼に勝った、感謝したい」

マキロイは負けたにもかかわらず、ラウンド中は打ち解けた雰囲気のままだったと、ユーラインは述べた。

「僕たちは1日中しゃべっていたよ」とユーライン。「彼は非常に優れたゴルファーである上に、良い人なんだ。いつだって優しい。ずっと一緒にプレーしてきた。ジュニアオレンジボウルの時は、僕たちは13か14歳だった。それくらい前から共に戦ってきたんだ。長い付き合いだ。彼の家族も知っている、とても良い家族だよ」。

原文:WGC Dell Technologies: Peter Uihlein knew Rory McIlroy might have been fatigued after win
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Alec Brzezinski