畑岡奈紗が米女子ツアー通算5勝目到達、日本勢では歴代単独3位の勝利数

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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現地時間9月26日、米国アーカンソー州のピナクル・カントリークラブ(6438yd/パー71)で最終日を迎えたウォルマートNWアーカンソー選手権は、日本の畑岡奈紗が通算16アンダーで優勝した。今季2勝目、米女子ツアー通算5勝目を挙げた。

東京五輪に銀メダルを獲得した稲見萌寧とともに出場しながらも、春先から不調が続き、9位に終わった畑岡。優勝まで迫りながらあと一歩で逃す場面も多数あった。

2018年に米女子ツアー初優勝を飾った同大会は思い入れも強いが、今季は初日、2日目にホールインワンを連日成功させるなど、序盤から好調の波をつかんだ。最終日、終盤でスコアが伸びず、ミンジー・リー(オーストラリア)とチ・ウンヒ(韓国)の猛追を受けるも、1打差をつけて通算16アンダーで逃げ切った。

2018年の初優勝時に感じなかったプレッシャーだった。今回最終ホールはパット時に手が震えたと話すなど、追い詰められた場面を振り返った。7月の「マラソンクラシック」に次ぐ今季2勝目を挙げ、米女子ツアー5年目で通算5勝目に到達。現日本女子プロゴルフ協会会長の小林浩美を抜いて単独で日本人3番手の通算勝利数となった。日本勢1位は17勝の岡本綾子、2位は9勝の宮里藍。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。