先週、勝てばランキング首位のゴルファーになるチャンスがあったジョン・ラームだが、その好機を逸した。
今週のウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンにはランキング2位で臨むが、勝ってもダスティン・ジョンソンを上回ることはできない。それでも、ラームは近いうちにトップの座を手に入れようと意気込んでいる。
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ラームは「そうなったら、スーパーマンを倒した男になるね」と述べた。
「もちろん、ジョークだよ。彼は8打差で優勝したのだからね。しかも、430ヤードをドライバーであわやホールインワンというショットもあった。なかなかないことだ。だからといって彼が無敵というわけではない。それがゴルフだからね。無敵の選手はいないんだ」
「どこかで負けるものなんだよ。でももちろん、僕らみんなが彼の力を知っている。偉大な選手で、絶好調だ。フィジカルの調子も素晴らしい。僕がスーパーマンになることはない。さっき言ったように、彼がスーパーマンだからだ。でも、そのスーパーマンを倒した男にはなるかもしれない」
今週、ラームはフィル・ミケルソンと組む。現在はキャディーを務めるミケルソンの弟ティムは、アリゾナ州立大学でラームを指導した。ラームは面白い一週間になることを楽しみにしている。
ラームは「彼はもちろん最高級の男だ。ずっと親友だったし、僕にとっては良き師でもある」と述べた。
「彼はすべてにおいて僕を助けてくれたんだ。大学でも、その外でもね。一緒にいてとても楽しい」
「彼との練習ラウンドや、ジョークが大好きなんだ。彼がジョークが大好きなことはみんなが知っているし、彼とのプレイは本当に楽しいんだよ。親善大会みたいなんだ。彼の周りはみんな本当にリラックスしている。ただ楽しんでゴルフをプレイするんだよ。それに、彼と練習ラウンドを回って優勝したり、優勝に迫ったことが何度もあるんだ。だから、彼と一緒にプレイして同じようになるといいね」。
ツアーのフルシーズン参戦はまだ3年目とあり、ラームはその生活に適応しているところだ。最も大変なことの一つが、スケジュール管理である。
ラームは「まだ今はそれを学んでいるところだ。いつピークにして、いつ休んで、いつ休まないかを把握している」と語った。
「メジャーに向けてもう少し休めるように、今年はいくつかのことを変えているんだ。何度も言ったけど、去年のオーガスタでは、日曜のバックナインで崩れ落ちた。疲弊しきって、脱水症状で、体が前に進んでくれなかった。だから、18番でトリプルボギーを叩いたんだ」
「全米オープンでも似たような状況だった。PGAツアーでもね。だからスケジュールを変えなければいけなかったんだ。自分のミスから学べるといいな。でも、僕の場合は生活がかなり、それもあっという間に変わったんだ」。
原文:Jon Rahm trying to be the person who defeats 'Superman'(抄訳)
翻訳:Hiroaki Nakamura