松山英樹不発のマスターズ前哨戦、ウッズは「前進」

Alec Brzezinski

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タイガー・ウッズは、ベイヒルクラブG.C.での9度目の勝利を手にするべく、アーノルド・パーマー招待に出場した。

ウッズは10アンダーの5位タイで終わり、目標は果たせなかったものの、2週連続のトップ5入りという、2013年以来の好記録を残した。

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「かなり調子がいいと感じていたよ」ラウンドを終えたウッズは語った。「先週よりも、わずかに良いショットが打てたよ。このゴルフコースは前進する機会を与えてくれるんだ。グリーンはとてもスムーズだったけど、とても速く転がった。今週はとても良いパットができたと思う。良いパットがたくさんあった」

 来月のマスターズに向け、ウッズは既に今年望んでいた全てを達成してきた。

「今年の初めに、今年は2回勝てるチャンスがあるかもと言われていたら、すぐにでもやりたいよ、と思っていただろうね」ウッズは語った。

2014年以降、腰の手術を4度受けていたウッズは、残りのシーズンを健康な状態でいたいと、ただ願っている。

 「痛みなしに、自分スイングができていると感じられれば、分かるだろうね」ウッズは語っていた。「全体を、大会ごとにまとめ始めているんだ。大会ごとにわずかに切れが上がって、良くなってきているよ」

今回優勝したローリー・マキロイは大会でのオーランドのファン達について不満を感じていたようだが、ウッズはギャラリーの声援に興奮していた。

 「ファン達のおかげで、世界中のアドレナリンが僕の中で湧き出たようだったよ」ウッズは述べた。

「彼らは今週、素晴らしい声援を送ってくれた。問題だったのは、最終日を首位から離れた5打差でスタートしたことだ。フロントナインで追い上げたにしても、他の選手たちがフロントナインでイーブンパーだったなら、僕はその後もかなりの遅れをとることになる。いくつもバーディーを取ることはできた。14番ホールでは首位に立ったローリーの調子が上がってきたね。彼は今15番か16番ホールでプレーしていると思う。プレーオフに持ち込むには、僕がもっと特別に素晴らしいラウンドにする必要があったね」

「そう、今日のコースはボールが飛んで、グリーンは完全に滑らかで素晴らしいゴルフコースだ。選手たちがこのコースで上手くプレーしようと思うなら、ウエッジを使って、低く飛ばす。そして、全部で4ホールあるパー5は、アイアンでも届くだろう」

Alec Brzezinski