「彼は良い男で楽しいヤツなんだ」P・ミケルソンがJ・ラームについて語る

Alec Brzezinski

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多くの若手が台頭し、タイガー・ウッズが突然戻ってきたことで、この数ヶ月はフィル・ミケルソンの輝きが少し色あせていた。だが、彼がPGAツアーで最も人気を誇る選手の一人であることは変わらない。

今週のウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンに出場するミケルソンは、1月31日の会見で「自分がやっていることに満足している。生きるためにゴルフをするのが好きなんだ。ウェスト・コーストが好きで、ここフェニックスに戻ってこられてうれしいよ」と述べた。

「素晴らしいコースで、天候も見事だ。プレイするのが楽しいところで、毎年楽しみにしているコースの一つなんだよ」。

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ここ6戦のうち4戦でトップ20フィニッシュだったミケルソンは、世界ランクが49位まで落ちている。だが、1993年からトップ50を守っているミケルソンは、それを維持したいと願っているところだ。

ミケルソンは「あまりそのことは考えていない。やるべき仕事はあるけど、調子は良い。今年の最初の2週間は望むようなスコアを出せなかった」と述べている。

「だから、今週はうまくやりたい。素晴らしい場所だからね。ツアーの中でもお気に入りの場所の一つなんだ」。

ミケルソンの弟で現在はキャディーのティムは、アリゾナ州立大学でジョン・ラームをコーチした。ラームは今週、世界ランク首位に立つことはできないが、ミケルソンは時間の問題と考えている。

ミケルソンはラームについて「いずれ、そこにたどり着くだろう」と述べた。

「彼はとても才能があり、大学を出てすぐにあれだけやれるのは非常に素晴らしい。それだけじゃなく、彼は良い男で楽しいヤツなんだ。彼が弟や我々の家族のためにしてきてくれたことにとても感謝している。とにかく素晴らしい男だよ」。

PGAツアーの中にはアイデンティティーをなかなか見出せないイベントもあるが、フェニックス・オープンにその問題はない。パー3の16番のおかげだ。

ミケルソンは「この大会が独特なのは、ホールの設定や競技場の影響、スポンサー、観衆の数だと思う。非常に難しいことだと思うよ」と述べた。

「他にはないタイプのホールで、誰もマネをしようと思うべきじゃないと思う。それ自体が特別であり、他の大会がそれぞれのアイデンティティーを見つけようとしたのは素晴らしい」。

原文:Phil Mickelson 'loves' West Coast, looking forward to Phoenix Open(抄訳)​

翻訳:Hiroaki Nakamura

Alec Brzezinski