全米オープン中にファンの猥談漏れる。FOXスポーツが謝罪

Michael McCarthy

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『FOX Sports』と全米オープン、米国ゴルフ協会にとって恥ずかしい一幕があった。

6月15日(日本時間16日)の全米オープン放送中に、2人のファンが激しいセックスについて語っている音声を間違えて放送上に流してしまったことを『Fox Sports』は謝罪した。その非常に侮辱的な会話内容は、コース上に置かれた『Fox』の200以上のマイクが拾い、それを何百万人も視聴者が見ているテレビ放送に流してしまったのだ。

『Fox Sports』の広報であるアン・ペニントンは「本日、2018年全米オープンの放送中、コース上に配置された多くのマイクのうちのひとつが観客による侮辱的な会話を拾ってしまいました。心よりお詫びいたします」と『Sporting News』に対して声明を出した。

SNがその音声が観客によるものだったのか、無線の混雑によるものだったのか確認すると、ペニントンは観客のものであると認めた。

会話内容は、未特定の男性が元彼女をヘッドバットしたと自慢するものだった。『Awful Announcing』がその内容を伝えている(注意:不快に感じる内容を含む音声と会話記録が記載されています)。

『Fox』の実況のジョー・バックがマスターズを勝利したパトリック・リードと会話している途中、視聴者は突如セックスについて語る2人の男性の声を聞くこととなった。2人の会話が終わると、バックは何もなかったかのように喋り始めた。

さらに15日(日本時間16日)の放送では、15分ほど音声が途切れてしまう事態もあったのだ。幸いこのときはバックが冷静に対処し、無音だったことに対して「これまでで一番聴き心地が良かったのでは」とコメントした。

USGAをカバーし始めてから4年間、『Fox』は全米オープンのコース上で聞こえてくる音声を視聴者に体験してもらうために、グリーン、ティーボックス、フェアウェイ、ギャラリーに多くのマイクを配置している。

しかし『Sporting News』は『Fox』の手に負えないほどの音声を手にすることになってしまうのではないかと注意喚起している

「観客が好き勝手喋っていることで『Fox』を責めることはできない。これはどちらかというとUSGAの問題だ。我々も観衆のなかにいると、自分が面白いと思っているどうしようもない奴の会話を聞くハメになる。そしてこういった大きなスポーツイベントでは、年々うるさい酔っ払いが増えている。マイクがこういった音声を拾ってしまうのは放送を台なしにしてしまう。視聴者として、どのホールでも、どんなショットのときでもこういった内容を聞かないといけないのはとても気が散る」。

原文:Fox 'sincerely apologizes' for airing rough sex talk during U.S. Open
翻訳:Reo Onishi

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Michael McCarthy

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Michael McCarthy is an award-winning journalist who covers Sports Meda, Business and Marketing for Sporting News. McCarthy’s work has appeared in The New York Times, Sports Illustrated, The Wall Street Journal, CNBC.com, Newsday, USA TODAY and Adweek.