優勝はノードクイスト、日本勢は古江20位、畑岡26位、渋野34位:ゴルフ全英女子OP

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

優勝はノードクイスト、日本勢は古江20位、畑岡26位、渋野34位:ゴルフ全英女子OP image

現地時間8月22日、女子ゴルフの海外メジャー『AIG女子オープン(全英女子オープン)』はスコットランドのカーヌスティゴルフリンクスで閉幕した。優勝はスウェーデンのアンナ・ノードクイスト。日本勢は最上位が古江彩佳(富士通)の20位だった。

ノードクイストは、地元のジョージア・ホール(英国)、同郷のリゼット・サラス、マデレーネ・サーストレムが迫るなか、4バーディ、1ボギーの「69」で回り、3人に1打差をつけた通算12アンダーで、自身3度目のメジャー優勝をつかんだ。

日本勢最上位は、通算5アンダーの20位タイとなった古江。フランスでのエビアン選手権での4位には届かなかったものの、手応えを得て国内ツアーに戻る。プロ入り5年以内のメジャー勝利を目指していた畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は、26位タイに終わった。なかなか上位に食い込めない相性の悪い大会だったが、自己ベストの順位で終え、来季のメジャー初勝利を目指す。

2019年覇者の渋野日向子(サントリー)は5バーディ・4ボギー・2ダブルボギーの「75」と出入りの激しいスコアとなり、通算1アンダー34位タイ。スイング改造で模索が続くが、コーチや専属キャディを置かない現状、戦略面での弱点が浮き彫りになった。笹生優花(ICTSI)はイーブンパーの39位タイだった。

青木瀬令奈(フリー)、原英莉花(日本通運)、梶谷翼(アマチュア・兵庫滝川第二高)は予選落ちしている。

全英女子OP後に世界ランキングが更新され、笹生が9位、畑岡が11位。古江は26位、渋野は42位だった。この週は国内ツアーの「CAT Ladies」に出場した稲見萌寧(都築電気)は24位。1位は引き続きネリー・コルダ(米国)。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。