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グランドスラムのひとつである全仏オープンに出場するセリーナ・ウィリアムズが、どれくらい活躍するかは予想がつかない。しかしくじ運のおかげで、勝ち上がる可能性は上昇したように見える。
ローラン・ギャロスで初出場果たしてから20年、ウィリアムズはノーシードという慣れない状況に置かれている。9月に娘を出産したことからWTAツアーを1年離れていたのが影響した形で、これが物議をかもしている。
妊娠中でありながらも昨年の全豪オープンを優勝しているので、シードに値するのではないかという声が多いのだが、フランス・テニス連盟はそう思わなかったようだ。36歳のウィリアムズに、第1ラウンドからトップランクの選手に当たるリスクが生じたのだ。
23度もグランドスラムで優勝している選手であるだけに、相手を怖がるということはないのかもしれないが、さすがに完全に復帰するまでは時間がかかる。
2月に13カ月の離脱から「Fed Cup」でのダブルス戦で復帰を果たしたウィリアムズだが、その後インディアン・ウェルズとマイアミで出場するも、再び体を万全に仕上げるために離脱した。
3月以降試合に出ていないだけに、序盤から世界ランクトップ級の選手と試合するのは過酷な試練になる。
しかし結果的に、ウィリアムズは第1ラウンドで世界ランク70位のクリスティナ・プリスコバと対戦することとなり、トップ10選手と当たるのは早くても第4ラウンドという形となった。彼女にとっては最高なケースとなった。
Serena Williams will open against Kristyna Pliskova. #RG18
— WTA Insider (@WTA_insider) 2018年5月24日
決してセリーナの道のりが楽というわけではない。アシュレイ・バーティとジュリア・ゲルゲスはそれぞれ世界ランク17位と11位で、両者と第2ラウンドと第3ラウンドでそれぞれ当たる可能性がある。
しかしウィリアムズはシモナ・ハレプやガルビネ・ムグルサと第1ラウンドで当たる可能性もあっただけに、勝ち上がる可能性は確実に上昇しただろう。
16カ月前、妊娠しながら全豪オープンで優勝したことが彼女のキャリア最大の功績であるとすれば、36歳で準備期間があまりない中で全仏オープンを優勝するのもかなりのものとなる。
今の段階では優勝はまだ難しいのかもしれない。しかしウィリアムズにとっては、優勝への道筋が開けた形になったのは間違いないはずだ。
原文:French Open 2018: Hopes of sensational Serena success raised by Roland Garros draw
翻訳:Reo Onishi
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