【6.4夜決勝】フェルスタッペンが通算24度目のPP!|F1スペインGP 2023【DAZNでお得に観る】|予選結果・グリッド・PU/GB交換状況

Sergio Rabinal

Sporting News Japan Staff

【6.4夜決勝】フェルスタッペンが通算24度目のPP!|F1スペインGP 2023【DAZNでお得に観る】|予選結果・グリッド・PU/GB交換状況 image

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現地時間6月3日、F1(フォーミュラ1)世界選手権2023年第8戦スペインGPの予選が行われ、マックス・フェルスタッペンが安定した速さでポールポジションを奪った。

本記事では、異例のバトルが展開された予選の結果や決勝スターティンググリッド、PU/GBアップデート状況、現地天気予報。さらに今ならDAZNでお得にF1を観る方法を紹介する。


2023年F1スペインGP予選は、今シーズンの多くの土曜日と同じように、レッドブル…すなわちマックス・フェルスタッペンポールポジション(1分12秒272)という結果に終わった。しかし、この予選の展開は、バルセロナでのポールポジションから遠く離れたところでまったく予想がつかないものになっていた。

スピン連発の異様な事態となったQ1ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)、Q2では『チェコ』セルジオ・ペレス(レッドブル)ジョージ・ラッセル(メルセデス)敗退し、Q3でも先の読めない熾烈な前哨戦となった。路面温度やコンディションが都度変化した予選では、地元凱旋のカルロス・サインツ(フェラーリ)が2位ランド・ノリス(マクラーレン)が3位となり、ポールポジションは世界王者の手に渡った。

さらには、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が4位ニコ・ヒュルケンベルグ()が8位に食い込んだ一方、フェルナンド・アロンソはQ1で災難に遭い、マシンのフロアを破損、9位に留まった。日本人ドライバーの角田裕毅はQ2に進出したものの、ターン5での極僅かなトラックリミット違反によりタイム抹消、無念の15位に。

サプライズの多い土曜日となったが、予選終了後にはガスリーに対して2度の進路妨害が指摘され、計6グリッド降格罰を受けた。ミスが許されないコースでの明日の決勝では各車トラブルは避けねばならないだろう。決勝スターティンググリッドはガスリーの降格により予選結果とは差異があるものとなった。

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2023年F1スペインGP:予選結果・決勝グリッド

グリッド ドライバー 最終タイム
1 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1分12秒272
2 カルロス・サインツ(フェラーリ) 1分12秒734
3 ランド・ノリス (マクラーレン) 1分12秒792
4 ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1分12秒818
5 ランス・ストロール(アストンマーチン) 1分12秒994
6 エステバン・オコン(アルピーヌ) 1分13秒083
7 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) 1分13秒229
8 フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン) 1分13秒507
9 オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 1分13秒682
10 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)[PN] 1分12秒816
11** セルジオ・ペレス(レッドブル) 1分13秒334
12** ジョージ・ラッセル(メルセデス) 1分13秒447
13** 周冠宇(アルファロメオ) 1分13秒521
14** ニック・デ・フリース (アルファタウリ) 1分14秒083
15** 角田裕毅(アルファタウリ) 1分14秒477
16*** バルテリ・ボッタス(アルファロメオ) 1分13秒977
17*** ケビン・マグヌッセン(ハース) 1分14秒042
18*** アレックス・アルボン(ウィリアムズ) 1分14秒063
19*** シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1分14秒079
20*** ローガン・サージェント (ウィリアムズ) 1分14秒699

※:** Q2敗退|***Q3敗退
※:[PN] 予選は4位だったが、Q1でサインツ、Q2ではフェルスタッペンに対する進路妨害により3グリッドx2で、6グリッド降格罰

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2023年F1スペインGPでポールポジションを獲得したのは誰?

2023年F1スペインGPポールポジションは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン1分12秒272のタイムで獲得した。

とにかく好調のオランダ人世界王者は、最後のQ3アタックでライバルを振り切り、F1キャリアで24回目のポールポジションを獲得した。日曜日の決勝でも、カタロニア・サーキットのチェッカーフラッグを受ける可能性が高まった。

スペインGPでは、フェラーリなどがサイドポッドのコンセプト変更を含む空力系の大型アップデートを持ち込んだが、PU/GBまわりではペナルティが発生するドライバーはいなかった

ただし、ルクレール車についてはQ1で起きたトラブル解決のためにマシンに手が入った場合、パルクフェルメ規定違反により、ピットスタートになる可能性がある。

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最新PU/GBアップデート・グリッド降格ペナルティ

現地土曜日予選終了段階のFIA公開ドキュメント(Decision Documents)で通知(テクニカルデリゲイトリポート)されたパワーユニット(PU)およびギアボックス(GB)のアップデート(交換)状況をまとめた。

■スペインGPパワーユニットアップデートリスト

今季の年間PU規定交換基数は、ICE(内燃エンジン)、TC(ターボチャージャー)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、MGU-K(運動エネルギー回生システム)が各3基だったが、第4戦アゼルバイジャンGPから4基に変更。CE(コントロールエレクトロニクス)、ES(エナジーストア=バッテリー)は各2基、EX(エキゾーストシステム)は8基。最初の規定数超過で10グリッド降格、以降1基ごとに5グリッド降格(積算)。

表内の各交換回数横の()内はスペインGP開幕前時点の回数。回数横の「△」は規定数到達(リーチ)、「✕」は規定数超過。並び順はFIA公開ドキュメントに倣っている。

スペインGP決勝前のPU更新状況は以下となる。ペナルティを受けたものはいなかった。

ドライバー ICE(4) TC(4) MGU-H(4) MGU-K(4) ES(2) CE(2) EX(8)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 2(1) 2(1) 2(1) 2(1) 1 1 2
セルジオ・ペレス(レッドブル) 2(1) 2(1) 2(1) 2(1) 3✕ 3✕ 2
シャルル・ルクレール(フェラーリ) 2 2 2 2 2△ 3✕ 3
カルロス・サインツ(フェラーリ) 2 2 2 2 2△ 2△ 3
ジョージ・ラッセル(メルセデス) 2 2 2 2 2△ 2△ 3
ルイス・ハミルトン(メルセデス) 2 2 2 2 2△ 2△ 3
エステバン・オコン(アルピーヌ) 2 2 2 2 2 2 4(3)
ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 3(2)△ 3(2)△ 3(2)△ 3(2)△ 2 2 4(3)
オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 2 2 2 2 2△ 2△ 4(3)
ランド・ノリス(マクラーレン) 3(2)△ 3(2)△ 3(2)△ 3(2)△ 2△ 2△ 5
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ) 2 2 2 2 1 1 3
周冠宇(アルファロメオ) 2 2 2 2 1 1 3
ランス・ストロール(アストンマーチン) 2 2 2 2 2△ 2△ 3
フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン) 2 2 2 2 2(1)△ 2(1)△ 3
ケビン・マグヌッセン(ハース) 2 2 2 2 1 1 3
ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) 2 2 2 2 1 2(1)△ 3
ニック・デ・フリース(アルファタウリ) 2 2 2 2 1 2△ 2
角田裕毅(アルファタウリ) 2 2 2 2 1 1 2
アレックス・アルボン(ウィリアムズ) 2 2 2 2 2△ 2△ 3
ローガン・サージェント(ウィリアムズ) 2 2 2 2 2(1)△ 2(1)△ 4

■スペインGPギアボックスアップデートリスト

ギアボックス関連(RNCs)では、GBX C&C(ギアボックスケースおよびカセット)とGBX DL(ギアボックスドライブラインおよびギアチェンジ/補助コンポーネント)のそれぞれ年間交換規定数は4回、リストに載らないRNCs管理外のパーツ交換は4回まで。

以下、スペインGP決勝前のGB更新状況となる。ペナルティを受けたものはいなかった

ドライバー GBX C&C(4) GBX DL(4)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 3△ 3△
セルジオ・ペレス(レッドブル) 2 2
シャルル・ルクレール(フェラーリ) 2 2
カルロス・サインツ(フェラーリ) 2 2
ジョージ・ラッセル(メルセデス) 2 2
ルイス・ハミルトン(メルセデス) 2 2
エステバン・オコン(アルピーヌ) 2 2
ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 3△ 3△
オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 2(1) 2(1)
ランド・ノリス(マクラーレン) 2(1) 2(1)
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ) 2(1) 2(1)
周冠宇(アルファロメオ) 2(1) 2(1)
ランス・ストロール(アストンマーチン) 2 2
フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン) 2 2
ケビン・マグヌッセン(ハース) 3△ 3△
ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) 2 2
ニック・デ・フリース(アルファタウリ) 2 2
角田裕毅(アルファタウリ) 2 2
アレックス・アルボン(ウィリアムズ) 2 2
ローガン・サージェント(ウィリアムズ) 2 2

RNCs管理外のパーツ交換(4):ペレス、サインツ、アロンソ、アルボン(いずれも1度目)

カタロニア・サーキット周辺の天気予報は?

決勝レースが行われるカタロニア・サーキットの現地時間6月4日15:00~17:00の天気は、気温23℃で小雨~にわか雨の予報。3日の予選でも不安定な天候が目立ち、前節モナコGPでは予報よりも雨脚が強いものになるなど、レースに少なからず影響があった。スペインGPも天気に悩まされそうだ。

関連記事:【F1ガイド】「ラ・カイシャ」だけじゃない。カタロニア・サーキット各コーナーの名称とその由来

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第8戦スペインGP決勝はいつ始まる? 配信・放送は?

  • スペインGP決勝:日本時間6月4日(日)22:00~
    • フジテレビNEXT/フジテレビNEXTsmart(21:10~)
    • DAZN(21:10~)

日本からは時差7時間となっており、プライム帯の視聴になる。日本国内向けのF1中継は、フジテレビNEXT/フジテレビNEXTsmart(CS放送/ネット配信)、DAZN(ネット配信)で有料視聴できる。フジテレビNEXTは再放送、フジテレビNEXTsmart・DAZNでは見逃し配信もあるため、ネタバレを回避しつつ、上手に利用しよう。

2023年シーズンも随時更新!

スポーティングニュース日本語版では、2023年も放送配信予定に加え、英語記事だけでなく、F1人気が高い欧州の空気感を伝える本誌スペイン語記事の翻訳版など随時更新する予定だ。

関連記事:F1 2023年シーズン年間スケジュール・タイムテーブル一覧


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※本記事はスペイン語記事を翻訳した一部情報と、日本向けの情報を加えた編集記事となる。

Sergio Rabinal

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Sergio es productor de contenido en las ediciones en español de The Sporting News. Desde 2018 desempeña las funciones de productor senior de contenido NBA. A lo largo de ese tiempo ha cubierto dos All-Stars, Basketball Without Borders y el NBA Paris Game, así como otros eventos. Pesimismo de la inteligencia, optimismo de la voluntad.

 

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。