2023年も熱戦が繰り広げられているF1(FIA Formula 1 World Championship / フォーミュラ1世界選手権)。昨季に引き続きスポーツ専門動画配信サービス『DAZN』(ダゾーン)で今季の全23GP(予定)の全セッションを日本国内向けにライブ配信する。
この記事では「DAZNでF1を見る方法」について、放送(配信)内容、視聴料、視聴方法、加入方法まで詳しく解説していく。
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2023年シーズンにおける日本国内でのF1中継
日本におけるここ数年のF1中継は『フジテレビNEXT』と『DAZN』で放送・配信されてきたが、2月14日頃からF1公式サイト上ではTBC(調整中)となっていた。今年が国内放映権の更新年であったことから、ファンの間ではちょっとした騒動となったが、2月20日、DAZNがF1と2023年から2025年までの3シーズンの配信契約を締結したことを発表した(フジテレビNEXTもプレシーズンテスト初日当日に2023年シーズン全戦放送を発表)。
2023年度の日本向けF1中継は、2月23~25日のプレシーズンテストを皮切りに、3月3~5日のバーレーンGPの開幕戦から、最終戦となるアブダビGPの11月24~26日まで配信される。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 21, 2023
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📱全セッションライブ配信#F1DAZN #f1jp pic.twitter.com/9jgw9BBXzT
DAZNでのF1配信内容
■日本語実況解説で全セッションを楽しめるDAZNのF1中継「本配信」
『DAZN』では、各GPの全セッションの国際中継映像をライブ配信する。便宜上、こちらが「本配信」となる。「スプリントシュートアウト」(スプリント予選)と「スプリント」は今季は6つのGPで実施予定。
- 「Free Practice / フリー走行」(FP1~3、スプリント実施GPではFP1のみ)
- 「Qualifying / 予選」
- 「Sprint Shootout / スプリントシュートアウト」※
- 「Sprint / スプリント」※
- 「Race / 決勝」
日本語実況解説も好評で、実況はサッシャや笹川裕昭、解説は中野信治、小倉茂徳、田中健一、柴田久仁夫らが務める(敬称略)。
■データでレースを分析して楽しむ「F1ゾーン」
さらに別枠配信として、オンボードカメラや各種スタッツなどの4分割マルチスクリーン映像の「F1ゾーン」も全セッション配信する。
- メインフィード(通常のレース中継映像)
- オンボードカメラ(ドライバー視点の車載カメラ)
- タイムフィード(各ドライバーの順位、首位とのタイム差、前走者とのタイム差、ラップタイム、セクター別タイムなどのデータ)
- ドライバートラッカー(コース上での各ドライバーの位置情報)
とくにタイムフィードとドライバートラッカーは、レース全体を把握するのに重要な要素となっており、データ分析の観点で楽しみたいマニアックなファン向けの配信だ。
■プレビュー・振り返り番組や舞台裏ドキュメンタリー番組も
レース開催前後週の水曜日22時には『WEDNESDAY F1 TIME』(ウェンズデイF1タイム)として、レース前のプレビューと前節を振り返るDAZN独自制作番組も配信される。実況中継でおなじみのサッシャ氏を司会に、中野信治氏や佐藤琢磨氏らが現役・元プロドライバー目線で解説・予想する内容となり、F1をより深く楽しめるだろう。
また、世界各地での大会舞台裏やドライバーの激闘に迫るドキュメンタリーテイストの番組『F1 LAB』(F1ラボ)も配信される。こちらも必見だ。
■F2、F3も全戦全セッション配信
さらに昨季に続きF2、F3の全セッションの中継配信も行われる。F2参戦2年目で、来季のF1昇格が期待される岩佐歩夢など若きドライバーたちの戦いにも注目だ。
配信期限
『DAZN』で配信される各番組(コンテンツ)には権利関係上、配信期限があるが、DAZN独自制作のコンテンツは約1か月、F1中継映像は昨季までは1週間前後だったが、2023年からは期限が大幅に伸びている(1か月前後とみられる)。
■録画/ダウンロード(オフライン)再生
『DAZN』の配信番組は録画/ダウンロード(オフライン)再生できない。なんらかの方法で録画し、インターネット上にアップロードしたり、あるいはそうした動画を視聴・ダウンロードした場合は法的に罰せられる可能性があるので注意しよう。
DAZNでのF1配信の視聴方法・楽しみ方
『DAZN』でF1中継を見る(再生する)には、いくつか方法がある。
- PCなら左上、スマートフォンやタブレットなら下部の「スポーツ一覧」アイコンから「モータースポーツ」を辿って、お目当ての配信を再生
- PCなら左上、スマートフォンやタブレットなら下部の「番組表」アイコンから「配信日」を指定し、お目当ての配信を再生(今後の予定は2週間先、過去は1か月まで表示されるが、配信期限を過ぎた場合は表示されない)
- 「虫眼鏡アイコン(検索する)」から番組名や関連キーワードで検索して再生
- DAZNホーム画面の「人気カテゴリー」から「F1」を辿って、お目当ての配信を再生
- DAZNホーム画面の「スポーツ一覧」から「F1」を辿って、お目当ての配信を再生
- ライブ配信当日、もしくはライブ配信中は、DAZNホーム画面に「注目コンテンツ」としてピックアップされる
いずれも見たいコンテンツ(番組)をタップ(クリック)するだけで簡単に視聴できる。ライブ配信中でも一時停止、巻き戻し再生、クイックバック/スキップ(30秒刻み)が可能。レース中継に関してはライブ配信後、アーカイブ(見逃し配信)化されると「ハイライト動画」に置き換わるが、「フルタイムを視聴する」からフルタイム動画への切り替えもワンタップで可能。その逆(ハイライトを視聴する)も同様だ。
■DAZNはテレビでも見れる!
また、『DAZN』は動画配信サービスということで、スマートフォンやタブレット、PCで視聴するものという印象があるかもしれないが、テレビの大画面で視聴することも可能だ。DAZNに対応した各社スマートテレビのほか、Amazon Fire TV/Fire TV StickやGoogle Chromecast、Apple TVなどのストリーミング端末を介してテレビで視聴できる。
■DAZNならではのF1中継の楽しみ方
『DAZN』のF1中継は、何と言っても「本配信」と「F1ゾーン」の同時ライブ配信が特徴だ。いずれもライブ配信終了から約1週間後までアーカイブ(見逃し)配信されるので、リアルタイムで「本配信」を楽しんだあと、「F1ゾーン」でレースデータを確認しながら見直すことができる。
あるいは、『DAZN』(DAZN Standard)では最大5端末の利用登録ができ、同時利用は2端末まで可能なので、PCやテレビ(スマートTVやFire TV Stickなどのストリーム端末を接続)で「本配信」を見つつ、手元のタブレットやPCで「F1 ZONE」をリアルタイムにチェックするという、疑似ピットウォールスタンド体験でチーム代表や戦略スタッフ気分も楽しめるだろう。
DAZNでF1を見るために契約すべきプランや視聴料は?
『DAZN』は、2023年2月14日に料金改定とともに新料金体系となり、従来コース『DAZN Standard(スタンダード)』と新コース『DAZN Global(グローバル)』に分かれた。
新コース『DAZN Global』は、ボクシング・MMA・プロレスの格闘技やトライアスロン、エクストリームスポーツなどのマニアックなジャンルが月額税込980円で視聴できるオトクなコースだが、F1中継は対象外となっており、従来コースの『DAZN Standard』でしかF1中継の視聴はできないので注意しよう。
『DAZN Standard』は、以下の支払い方法で値段が変わる。
- 月間プラン
- 税込3700円
- 年間プラン(月々払い)
- 税込3000円(12か月=税込36000円)
- 年間プラン(一括)
- 税込30000円
年間プランなら、月々払いなら月間プランを10か月契約するよりも1000円オトク、一括払いなら9か月契約するより3300円もオトクだ。
F1の2023年シーズンは、プレシーズンテスト(2月23~25日)から最終戦アブダビGP(11月24~26日)までおよそ10か月になるため、『DAZN』でF1中継を楽しみたい場合、年間契約が間違いなくオトクになる。
なお、DAZNは過去に1か月無料期間があったが現在は廃止されている(au/UQ mobileからの加入による無料期間、他社無料キャンペーンやギフトコードを除く)。
また、『DAZN for docomo』や『au 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック』、3月23日から提供開始される『DMM×DAZNホーダイ』は、DAZNとの直接契約とは異なり割引率などが違う。これらに対しても年間ランニングコストでは、DAZNの「年間プラン(一括)」の方がオトクになる。
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F1中継を配信する『DAZN(ダゾーン)』では、年間に数回、新規・退会者向けに、DAZNスタンダード「年間プラン(月々払い)」の最初の4か月が月額税込990円になるキャンペーンを実施している。
現在は、プロ野球クライマックスシリーズにあわせて同キャンペーンを実施している。
- キャンペーン期間:2023年10月23日19:00まで
- 対象プラン:DAZNスタンダード「年間プラン(月々払い)」
- 従来価格:月々税込3000円x12か月で計36000円
- キャンペーン価格:税込990円x4か月=3960円 + 税込3000円x8か月=24000円で計27960円
- 8040円もお得!「年間プラン(一括払い)」と比べても2040円お得!
■キャンペーン申込み方法
1:DAZNのキャンペーンページにアクセス。
2:「今すぐDAZNメンバーになる」から先に進むか「スタンダードを選択」から登録画面へ。
3:「年間プラン(月々払い)」が選択されていることを確認し、必要情報や決済方法の登録が完了すれば、すぐにDAZNの全コンテンツが楽しめる!
※キャンペーンページからの新規および過去の退会者の登録が対象
※年間プラン(月々払い)は1年の最低支払い・利用期間が発生する
DAZNの加入方法は?(※キャンペーン非実施時)
『DAZN』への加入方法を解説する。以下のリンクからDAZNに遷移する。
※以下の登録方法は『年間プラン(月々払い)最初の4か月990円キャンペーン』が実施されていない場合の方法となります。
- 「今すぐDAZNメンバーになる」の黄色いボタンを押したくなるところだが、このままボタンを押してしまうと「年間プラン(月々)」のプラン設定で登録が進んでしまうため、一括や月額プランを選びたい場合、画面を下にスクロールして、プラン(支払い方法)を選ぶ必要がある。
- 『スタンダード』を選択する。
- スタンダードの支払い方法を選び、黄色い「スタートする」ボタンを押す。デフォルトで「年間プラン(月々払い)」になっているので、最もオトクな「年間プラン(一括)」で契約したい場合は注意しよう。なお、「年間プラン(月々払い)」は分割(割賦)払いのため、途中解約や「年間プラン(一括)」や「月間プラン」への変更ができない。
- 氏名とメールアドレスを入力し、「次のステップへ」の黄色いボタンを押す。
- 「お支払情報」で課金手段を選び、必要な情報(カード番号等)を入力する。年間プランでも「一括」と「月々払い」ではそれぞれ課金手段が異なる。
- 年間プラン(一括):国内発行のクレジットカードまたはデビットカード(Visa, MasterCard, American Express, JCB, Diners Club)、 PayPal、アプリ内課金(Apple、Google Play、Amazon IAP)、キャリア決済(SoftBank、auかんたん決済、Y!mobile、UQ mobile、NTTドコモ)、スマホ決済にて支払いが可能。
- 年間プラン(月々払い):国内発行のクレジットカードまたはデビットカード、(Visa, MasterCard, American Express, JCB, Diners Club)、 PayPal のみ。
- 課金手段を登録すれば、契約完了となる。
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