【F1 ロシアGP 速報】ハミルトンが年間王者を引き寄せる勝利を収める

YUYA YAMAGUCHI

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逆転で年間優勝を目指すフェラーリのセバスチャン・ベッテルにとっては負けられないロシアGPだったが、勝ったのは現チャンピオンであるメルセデスAMGのルイス・ハミルトンだった。

ソチ・オートドロームの空模様は曇り、気温25℃、路面温度30℃の中で決勝は開始された。オープニングラップからフロントローのベッテルが攻めて最前列のハミルトンをプッシュするものの、序盤にフェラーリとメルセデスの順位が入れ変わることはなかった。

13周目、トップのボッタスが上位陣でもっとも早くピットインし、ソフトタイヤへと交換する。すると翌周に3位走行のベッテルも入ってソフトタイヤに交換。さらに翌周、ハミルトンも同じくソフトタイヤに換えてコースに復帰するが、ここでベッテルに先行を許してしまう。ここからハミルトンの逆襲が始まり、接触するかのような際どいバトルを展開。ベッテルも健闘したが、マシンの差を感じてハミルトンにオーバーテイクを許す。この時点での暫定順位は、4番手スタートでタイヤ交換をしていないフェラーリのキミ・ライコネン、2位もタイヤ交換していないレッドブルのフェルスタッペン。これに続くのがタイヤ交換を済ませたボッタス、ハミルトン、ベッテルだった。

19周目、ライコネンがピットイン。25周目、メルセデスAMGチームはボッタスに対してハミルトンに前を譲るオーダーを出し、両者の順位が入れ替わる。優勝を狙えたボッタスだっただけに、受け入れ難い指示だったに違いない。そして44周目、レギュレーションによりタイヤ交換義務のあるフェルスタッペンがピットへ向かったことでハミルトンがトップに立ち、危なげなく今季8勝目、通算では記念すべき70回目の優勝を飾った。2位はボッタス、3位はベッテルがそのままフィニッシュ。なお勝者ハミルトンとベッテルのドライバーポイントの差が50まで広がり、ベッテルの自力による年間優勝は消滅している。

2018ロシアGP(第16戦) 決勝結果

  順位 ドライバー チーム タイム ピット回数
  1 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG 1:27:25.181 1
  2 バルテリ・ボッタス メルセデスAMG +2.545 1
  3 セバスチャン・ベッテル フェラーリ +7.487 1
  4 キミ・ライコネン フェラーリ +16.543 1
  5 マックス・フェルスタッペン レッドブル +31.016 1
  6 ダニエル・リカルド レッドブル +1:20.451 1
  7 シャルル・ルクレール ザウバー +1:38.390 1
  8 ケビン・マグヌッセン ハース + 1Lap 1
  9 エステバン・オコン フォース・インディア + 1Lap 1
  10 セルジオ・ペレス フォース・インディア + 1Lap 1
  11 ロマン・グロージャン ハース + 1Lap 1
  12 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー + 1Lap 1
  13 マーカス・エリクソン ザウバー + 1Lap 2
  14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン + 1Lap 1
  15 ランス・ストロール ウィリアムズ + 1Lap 1
  16 ストフェル・バンドーン マクラーレン + 2Laps 1
  17 カルロス・サインツ ルノー + 2Laps 1
  18 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ + 2Laps 1
    ピエール・ガスリー トロロッソ DNF(4Lap) 1
    ブレンドン・ハートレー トロロッソ DNF(4Lap) 1

 


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