F1 ハンガリーGPは過去に波乱の伝統コースが舞台!【3点解説】

MASAHIRO OWARI

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全21戦で争われている2018年のF1は、8月に3週間の夏休みが設けられている。その夏休み前、最後の一戦となるのが、今週の第12戦ハンガリーGPだ。舞台は「ガードレールがないモナコ」と称されるハンガロリンク。真夏の戦いを制するのは誰だろうか。

★ポイント1:あっと驚く伏兵が優勝する可能性も

ハンガリーで初めてF1が開催されてのは1986年。当時はまだ冷戦が集結しておらず、東ヨーロッパで初めてとなるF1だった。

舞台となるハンガロリンクは、首都ブダペストから北東に約20km離れた丘陵地帯に造られたサーキットだ。全長は4.381キロと短く、しかも14のコーナーがあり、テクニカルなコースとして知られる。パワーユニットの性能による差が出にくく、メルセデスやフェラーリ以外にもチャンスはある。 

その筆頭は曲がりくねったモナコで今年優勝しているレッドブルだろう。今年2勝しているダニエル・リカルドは先週行われたドイツGPでパワーユニットにトラブルを抱えたため、今回はパワーユニット交換によるペナルティを科せられる可能性が高い。しかし、チームメートのマックス・フェルスタッペンには大いにチャンスがある。

★ポイント2:苦手のコースでハミルトンがどこまで我慢できるか?

メルセデスは新しいパワーユニットがF1に導入されてから、コンストラクターズ選手権で4連覇している。しかし、そのパワーを活かしきれておらず、狭く曲がりくねったコースでは劣勢が続いている。このハンガリーGPも例外ではなく、2014年から4年間で優勝したのはわずか1回。メルセデスにとって鬼門のコースと言える。 

前戦ドイツGPを制して、ドライバーズ選手権で再びトップに立ったメルセデスのルイス・ハミルトンだが、このレースは我慢を強いられるかもしれない。逆にタイトル争いを繰り広げているフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、昨年ハンガリーGPで優勝している。苦戦することは必至の中、ハミルトンとメルセデスがどこまで耐えられるかが注目される。

★ポイント3:トロロッソ・ホンダのパフォーマンスに期待

前戦ドイツGPで10位入賞を果たしたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー。チームにとっては5月のモナコGP以来のポイント獲得となった。「ここ数戦、無得点のレースが続いていたので、1点ではありますが、チームにとっては大きな得点となりました」(田辺豊治F1テクニカルディレクター)というトロロッソ・ホンダが、ハンガリーGPでも活躍する可能性は十分に考えられる。 

ホンダの田辺TDも「ハンガリーGPは相性がいいとチームも言っているので、いいレースをして、気持ち良く夏休みに入りたい」と自信を見せている。トロロッソ・ホンダの今年の最高位は第2戦バーレーンGPの4位。その走りを再び披露できるか、注目したい。

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