【F1 ドイツGP 速報】まさかの大逆転でハミルトンが今季4勝目を挙げる

YUYA YAMAGUCHI

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F1ドイツGP決勝は、予選ではオイル漏れトラブルのためにリタイアしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、前13台をかわす劇的な大逆転を演じ、今シーズン4勝目、通算の優勝数を66へと伸ばした。打って変わり、ポールシッターのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、アクシデントでレース後半にマシンを降りる結果となった。

ドイツ南西部のホッケンハイムリンクで行われたドイツGP決勝。スタート時、雨は降っていなかったものの、降水確率60%と予報されていたこともあり、チームのマネジメントもカギとなるレース展開が予想された。気温26℃、路面44℃のコンディションでオープニングラップを迎え、序盤はPPのベッテルが快走を見せて独走状態で首位をキープ。ピットストップを挟んだ後も、代わりにトップに立ったチームメイトのキミ・ライコネンに譲られる形で再び首位へと戻った。

しかし、雨がこのレースに波乱をもたらす。44周目、ターン6方面にシャワーのような雨が降り注ぐ。これにより、各車ごとで小雨用のインターミディエイトやフルウェットなどのタイヤ選択に違いが出る。スピンを喫するマシンもある中、52周目に最大のアクシデントが訪れる。トップを走行していたベッテルがまさかのミスでコースオフし、そのままタイヤバリアへ激突してしまう。これでベッテルの母国GP優勝は夢へと消えた。

この事故処理でイエローフラッグが振られてセーフティカーが導入され、先頭のボッタスと2番手のライコネンがピットイン。そのため、オーバーテイクを重ねてきたハミルトンがここでトップへと躍り出たのである。58周目にレースが再開。ボッタスにはハミルトンを追撃せず、2位確保とのチームオーダーが発動。そのままハミルトンがトップでチェッカーフラッグを受け、ボッタス、ライコネンが表彰台へと登る結果になった。

2018ドイツGP(第11戦) 決勝結果

順位 ドライバー チーム タイム ピット回数
1 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG 1:32:29.845 1
2 バルテリ・ボッタス メルセデスAMG +4.535 2
3 キミ・ライコネン フェラーリ +6.732 2
4 マックス・フェルスタッペン レッドブル +7.654 3
5 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー +26.609 2
6 ロマン・グロージャン ハース +28.871 2
7 セルジオ・ペレス フォース・インディア +30.556 1
8 エステバン・オコン フォース・インディア +31.750 1
9 マーカス・エリクソン ザウバー +32.362 1
10 ブレンドン・ハートレー トロロッソ +34.197 0
11 ケビン・マグヌッセン ハース +34.919 2
12 カルロス・サインツ ルノー +43.069 3
13 ストフェル・バンドーン マクラーレン +46.617 2
14 ピエール・ガスリー トロロッソ +1 Lap 2
15 シャルル・ルクレール ザウバー +1 Lap 3
16 フェルナンド・アロンソ マクラーレン +1 Lap 4
  ランス・ストロール ウィリアムズ DNF(53 Laps) 2
  セバスチャン・ベッテル フェラーリ DNF(51 Laps) 2
  セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ DNF(51 Laps) 1
  ダニエル・リカルド レッドブル DNF(27 Laps) 1

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