【F1 イタリアGP 速報】逆転プランが的中したハミルトンが後半戦初勝利

YUYA YAMAGUCHI

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先週のベルギーGPに続いて2週連続開催となったイタリアGPは、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が予選3位から追い上げてトップチェッカーを受け、単独トップ6勝目を挙げた。

決勝当日は気温21℃、路面温度28℃のやや涼しさを感じるコンディションの中で開催された。レース開始直後、2番グリッドのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と3番グリッドのハミルトンが接触。ベッテルはスピンし、さらにフロントウイングが破損したことでピットインを余儀なくされ、最後尾まで順位を落とす。この後、キミ・ライコネン(フェラーリ)とハミルトンがデッドヒートを繰り広げ、母国GPにかけつけたフェラーリファンから喝采を受ける。そのライコネンは21周目に最初のピットインでソフトタイヤに交換。一方のハミルトンは走行を続けてギリギリまで引っ張る戦略に出る。そして28周目にハミルトンが初のピットインし、こちらもソフトタイヤに交換。この時点の暫定首位はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスで、チームはライコネンの頭を抑えるオーダーを出し、後方でコースに復帰したハミルトンの追撃を助けるプランを取る。

ボッタスは見事に36周目までライコネンを抑えてピットイン。ここからライコネン対ハミルトンのバトルに。残り8周となった45周目、メインストレートでDRSを使ってハミルトンがライコネンを捉え、そのままシケインでアウトからオーバーテイク。ライコネンはタイヤの摩耗が激しく、ハミルトンについていくことができず、2位キープに専念する。最終的にはハミルトンが8秒705の差をつけ、文句なしのトップチェッカーを受けた。2位にライコネン、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入ったものの5秒ペナルティのため5位へと転落。代わって3位はボッタスとなり、ベッテルは4位まで順位を上げた。

2018イタリアGP(第14戦) 決勝結果

  順位 ドライバー チーム タイム ピット回数
  1 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG 1:16:54.484 1
  2 キミ・ライコネン フェラーリ +8.705 1
  3 バルテリ・ボッタス メルセデスAMG +14.066 1
  4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ +16.151 2
  5 マックス・フェルスタッペン レッドブル +18.208 1
  6 ロマン・グロージャン ハース +56.320 1
  7 エステバン・オコン フォース・インディア +57.761 1
  8 セルジオ・ペレス フォース・インディア +58.678 1
  9 カルロス・サインツ ルノー +1:18.140 1
  10 ランス・ストロール ウィリアムズ + 1Lap 1
  11 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ + 1Lap 1
  12 シャルル・ルクレール ザウバー + 1Lap 1
  13 ストフェル・バンドーン マクラーレン + 1Lap 1
  14 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー + 1Lap 2
  15 ピエール・ガスリー トロロッソ + 1Lap 1
  16 マーカス・エリクソン ザウバー + 1Lap 2
  17 ケビン・マグヌッセン ハース + 1Lap 1
    ダニエル・リカルド レッドブル DNF(23Laps) 1
    フェルナンド・アロンソ マクラーレン DNF(9Laps) 1
    ブレンドン・ハートレー トロロッソ DNF(0Lap) 0

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