【F1 メキシコGP 速報】フェルスタッペンが優勝し、年間王者はハミルトンに決定

YUYA YAMAGUCHI

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今週、フリー走行から速かったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、2番グリッドから首位走行を続け、第9戦オーストリアGP以来となる今シーズン2勝目を飾った。

決勝開始前の気温は18℃、路面温度は32℃のドライコンディションでレーススタート時刻を迎えた。ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)にとっては年間チャンピオンもかかる一戦という、昨年と同じシチュエーションで、そのポイントリーダーを追うセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が逆転するには、1位フィニッシュが絶対条件の状況だった。

スタート直後、ポールポジションのダニエル・リカルド(レッドブル)が遅れ、フェルスタッペンがトップに、ハミルトンが2番手に浮上する。だがハミルトンはペースが上がらず、12周目にピットインしてスタートタイヤのウルトラソフトからスーパーソフトへと早めに履き替える。これを見たレッドブルが反応し、リカルドとフェルスタッペンもタイヤ交換を実行。フェラーリ勢はタイヤを引っ張ったもののタイムを稼げず、交換してピットアウトした時点ではベッテルが4番手、キミ・ライコネンが6番手となってしまう。

レースは34周目に動き、ベッテルがDRSを使ってリカルドをオーバーテイク。3番手に上がった勢いで39周目にはハミルトンをもかわす。そのハミルトンはペースが改善されぬままで、47周目にはオーバーランしたこともあって再びピットに向かう。これを見て2番手のベッテルとトップのフェルスタッペンもピットイン。一方リカルドは、暫定2位を死守するためにステイアウトし、後方で復帰したベッテルの前を抑える作戦を取る。しかし残り10周のところで突如マシンが白煙を吐き、スローダウン。無念のリタイアは今年8度目で、不本意な最多記録を残してしまった。これでベッテルは2位に上がったものの首位のフェルスタッペンには追いつけず、そのままの順位でフィニッシュ。フェルスタッペンが今季2勝目、自身通算5勝目を挙げた。3位に1ストップで耐えたライコネンが入り、厳しいレースを展開したハミルトンは4位だったが、ベッテルが優勝を逃したことで残り2戦連勝してもポイントが追いつかないため、自動的に2年連続ワールドチャンピオンが決定した。通算5回目は現役最多で、歴代でもミハエル・シューマッハ(7回)に続く2位に浮上した。

2018 メキシコGP(第19戦) 決勝結果

  順位 ドライバー チーム タイム ピット回数
  1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1:38:28.851 2
  2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ + 17.316 2
  3 キミ・ライコネン フェラーリ + 49.914 1
  4 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG + 1:18.738 2
  5 バルテリ・ボッタス メルセデスAMG + 1Lap 3
  6 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー + 2Laps 1
  7 シャルル・ルクレール ザウバー + 2Laps 1
  8 ストフェル・バンドーン マクラーレン + 2Laps 1
  9 マーカス・エリクソン ザウバー + 2Laps 1
  10 ピエール・ガスリー トロロッソ + 2Laps 2
  11 エステバン・オコン フォース・インディア + 2Laps 2
  12 ランス・ストロール ウィリアムズ + 2Laps 2
  13 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ + 2Laps 1
  14 ブレンドン・ハートレー トロロッソ + 2Laps 2
  15 ケビン・マグヌッセン ハース + 2Laps 1
  16 ロマン・グロージャン ハース + 3Laps 2
    ダニエル・リカルド レッドブル DNF(61Laps) 1
    セルジオ・ペレス フォース・インディア DNF(38Laps) 1
    カルロス・サインツ ルノー DNF(28Laps) 1
    フェルナンド・アロンソ マクラーレン DNF(3Laps) 0

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