【F1速報】アゼルバイジャンGP決勝、粘り強い走りで、ハミルトンが今シーズン初勝利!!

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ルイス・ハミルトンが今季初勝利を挙げた。その舞台となった第4戦のアゼルバイジャンGPの決勝スタート前は気温17℃、路面温度27℃とやや肌寒く、しかも前日の予選時よりも強い風がサーキットに吹き荒れている、マシンコントロールが難しいコンディションとなった。

51周で争われるレースは、そのオープニングラップから互いが激しく競り合った。ターン2で数台が接触した後、キミ・ライコネンとエステバン・オコン、フェルナンド・アロンソとセルゲイ・シロトキンがそれぞれ接触し、この影響でオコンとシロトキンはリタイア。さらに衝撃的だったのが40周目に、4位と5位を走行していたレッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが、まさかの“同士討ち”をしてしまい両者ともリタイアを喫した。

波乱に富んだレースは終盤にもドラマがあり、バルテリ・ボッタスまでも右リアタイヤのパンクによって48ラップ目で悪夢のリタイアに。これによって同じメルセデスAMGのハミルトンがトップに立ち、そのままゴールインとなった。2位にはライコネン、3位には2年ぶりの表彰台となるフォース・インディアのセルジオ・ペレスが入った。なお、ポールポジションからのスタートしたセバスチャン・ベッテルは、30周目までは独走状態だったものの、セーフティカーの導入やメルセデスAMGの巧みなアンダーカットにより、結果的に4位フィニッシュ。今回は運に見放されてしまった。また、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレイは10位入賞し、自身初のF1ポイントを稼いでいる。

アゼルバイジャンGP 決勝結果

順位 ドライバー チーム タイム ピット回数
1 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG 1:43:44.291 2
2 キミ・ライコネン フェラーリ +2.460 2
3 セルジオ・ペレス フォース・インディア +4.024 2
4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ +5.329 2
5 カルロス・サインツ ルノー +7.515 2
6 シャルル・ルクレール ザウバー +9.158 2
7 フェルナンド・アロンソ マクラーレン +10.931 2
8 ランス・ストロール ウィリアムズ +12.546 2
9 ストフェル・バンドーン マクラーレン +14.152 4
10 ブレンドン・ハートレイ トロロッソ +18.030 3
11 マーカス・エリクソン ザウバー +18.512 4
12 ピエール・ガスリー トロロッソ +24.720 2
13 ケビン・マグヌッセン ハース +30.663 2
  バルテリ・ボッタス メルセデスAMG DNF(48Laps) 1
  ロマン・グロージャン ハース DNF(42Laps) 2
  マックス・フェルスタッペン レッドブル DNF(39Laps) 1
  ダニエル・リカルド レッドブル DNF(39Laps) 1
  ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー DNF(10Laps)  
  エステバン・オコン フォース・インディア DNF(0Lap)  
  セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ DNF(0Lap)