【F1第20戦・ブラジルGP】メルセデスはコンストラクターズ5連覇なるか。ホンダは切り札を投入

MASAHIRO OWARI

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前戦メキシコGPではハミルトンが2年連続5度目のタイトルを獲得した。ドライバーズ選手権は決したが、2018年シーズンの戦いはまだ終わっていない。

20戦目の舞台は、伝説の王者アイルトン・セナが眠るブラジル。10チーム20名のドライバーたちが繰り広げる激しい戦いを見逃すな!

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★ポイント1:「コンストラクターズ選手権」は大接戦

世界一のドライバーを決める「ドライバーズ選手権」は、前戦メキシコGPでルイス・ハミルトン(メルセデス)がタイトルを獲得して決した。しかし、注目すべき戦いはいくつもある。

まずはドライバーズ選手権3位争い。現在の3位は236点のキミ・ライコネン(フェラーリ)で、これに9点差の227点でバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続き、前戦メキシコGPで優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も215点と急接近中だ。もし、フェルスタッペンがドライバーズ選手権で3位に入れば、自己最高位と史上最年少での選手権3位の達成となる。

また、コンストラクターズ選手権争いはトップのメルセデス(585点)が2位フェラーリ(530点)に53点差をつけている。チームが1レースで獲得できる最大の点数が43点であるため、ブラジルGPを終えた段階で、フェラーリとの差が43点以上あればメルセデスの5連覇が確定する。

 

★ポイント2:コースはテクニカル、不安定な天気予報で波乱の予感

1990年からブラジルGPが開催されているのは、サンパウロ郊外・インテルラゴス地区にある「アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ」。コースの全長は4.309kmしかなく、カレンダーの中ではモナコに次いで2番目に短い。そのうえコーナーが15もあるテクニカルなコースだ。

特に、6コーナー以降のインフィールドセクションでは狭く曲がりくねったコーナーが連続。起伏が多く先が見えにくいため、ミスや事故が起きやすい。また、南半球のサンパウロは冬から春に変わる季節にあるため雨も多い。

雨はこれまでもさまざまなドラマをブラジルGPにもたらしてきた。予報によれば、今週末も天気は不安定なので、一波乱ありそうだ。


★ポイント3:ホンダは温存していた伝家の宝刀「スペック3」で勝負に出る

高地で行われた前戦メキシコGPで、ホンダは最新型の「スペック3」エンジンではなく、調整しやすい旧型の「スペック2」エンジンを投入したが、ブラジルGPでは再びスペック3を選択する予定となっている。

また、ホンダはロシアGP・アメリカGPで2台、メキシコGPで1台が最後尾からのスタートを余儀なくされていたが、ブラジルGPでは新たな問題が発覚していなければ、すでに使用したスペック3でレースでき、予選順位からのスタートが可能だ。

スペック3での予選最高位は日本GPの6位と7位。果たして、ホンダのスペック3は日本GP以来、事実上2度目の真剣勝負でどんなパフォーマンスを披露するのかも楽しみしたい。

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