F1:ホンダとレッドブルの交渉が本格的にスタート!?

Alex Fisher

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2019年にエンジンサプライヤーを「ホンダ」に変えようとしているレッドブルは、交渉をスタートさせた。

2017年に「ルノー」との間で起こった不和で、レッドブルは設計チームの変更を検討していたが、まずは兄弟チームの「トロロッソ・ホンダ」を試金石に使い、ホンダとの契約の様子見をしている。

同チームドライバーのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレイのパフォーマンスは、開幕戦からレッドブルを大いに驚かせた。トロロッソは現在、コンストラクター部門で13ポイントを獲得している。

2018年の終わりにレッドブルとルノーの契約が解消されるのではという報道があった。5月15日には来年の計画を発表する予定になっているので、それに向けてホンダとの交渉に乗り出した。

「今回が我々の最初のミーティングだったので、両者の条件やお互いに対して何を期待するのかについて議論した」とホンダのモータースポーツ部長の山本雅史氏は言う。「今回が最初の交渉であり、とても前向きな内容だった。両者とも満足いく内容だったと信じている。良い関係を築けている。今回の会談がスタートラインだ」

「5月15日までにFIAに書類を出さなければならない。今回の会談でもこの事について話し合ったし、スムーズに話が進んでいかなければならない。役員と話し合い、レッドブルにフィードバックをする。F1事業に復帰するとなれば、1つのチームと付き合い続けるのではなく、複数のチームと一緒に働く事になる。役員達も今回の会談については承知しているし、レッドブルとの関係に敬意を払っている」(前出・山本雅史氏)

原文:Formula 1: Red Bull opens Honda talks
翻訳:TATSUYA SATO

 

Alex Fisher