F1って面白い! モータースポーツの最高峰F1の基本情報をおさらい

TAISHI KAWAMURA

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F1(フォーミュラ1)の概要

F1は世界最高峰のフォーミュラカー(タイヤがボディで覆われておらず、むき出しになっているマシン)によるレースで、2018年は全21戦を1シーズンとして、世界各国で争われる世界選手権だ。今季は10チームが参戦し、1チームにドライバーは各2名ずつ、全20台が会場を走る。この世界の選ばれし20名のトップドライバー達が毎年、世界一の称号をかけ、最高速度350km以上のスピードで繰り広げる争いだ。

2018年シーズンスケジュール

今シーズンは、昨シーズンより1枠開催が多い、全21戦で開催される。

  ラウンド 開催日時 グランプリ
  開幕戦 3月23日〜3月25日 オーストラリアGP
  第2戦 4月6日〜4月8日 バーレーンGP
  第3戦 4月13日〜4月15日 中国GP
  第4戦 4月27日〜4月29日 アゼルバイジャンGP
  第5戦 5月11日〜5月13日 スペインGP
  第6戦 5月25日〜5月27日 モナコGP
  第7戦 6月8日〜6月10日 カナダGP
  第8戦 6月22日〜6月24日 フランスGP
  第9戦 6月29日〜7月1日 オーストリアGP
  第10戦 7月6日〜7月8日 イギリスGP
  第11戦 7月20日〜7月22日 ドイツGP
  第12戦 7月27日〜7月29日 ハンガリーGP
  第13戦 8月24日〜8月26日 ベルギーGP
  第14戦 8月31日〜9月2日 イタリアGP
  第15戦 9月14日〜9月16日 シンガポールGP
  第16戦 9月28日〜9月30日 ロシアGP
  第17戦 10月5日〜10月7日 日本GP
  第18戦 10月19日〜10月21日 アメリカGP
  第19戦 10月26日〜10月28日 メキシコGP
  第20戦 11月9日〜11月11日 ブラジルGP
  最終戦 11月23日〜11月25日 アブダビGP

 

参加チーム紹介

メルセデス(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ※) 

※()内はチームの正式名称

メルセデスは2014年から4年連続でチームタイトルを獲得しており、今年もチャンピオンの最有力候補だ。4度ワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンと、安定感抜群の実力者、バルテリ・ボッタスを擁し、個人とチームのダブルタイトルを狙う。

フェラーリ(スクーデリア・フェラーリ)

唯一、F1創設初年度から参戦しており、「イタリアの至宝」と言われている。2008年のチームタイトル獲得を最後に、チャンピオンの座から遠ざかっているが、今年こそはと必勝体制を敷いた。過去4度チャンピオンを経験したセバスチャン・ベッテルと、2007年にフェラーリでチャンピオンに輝いたキミ・ライコネンのチャンピオンコンビで、打倒メルセデスに燃える。

レッドブル(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)

かつてセバスチャン・ベッテルを擁し、2010年から4年連続チャンピオンに輝いた強豪チームだ。豪快なオーバーテイクで魅せるダニエル・リカルドと、新時代のニューヒーロー、マックス・フェルスタッペンの布陣で臨む。メルセデス、フェラーリの2強に比べてパワーは劣るが、「空力の奇才」との異名を持つレーシングカー・デザイナー、エイドリアン・ニューウェイが監修したマシンで挑む。

ルノー(ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム)

ルノーは中団グループ(レースで中位を走るグループ)の中心的存在だ。今季、勝利こそまだないものの、誰もが実力を認めるニコ・ヒュルケンベルグとWRC(世界ラリー選手権)王者の血を引く若き才能、カルロス・サインツというドライバーズラインナップは注目を集めている。今年からフォーミュラE(電気で走るフォーミュラカーレース)から撤退し、F1に全精力を注ぐというルノーだけに、面白い存在だ。

マクラーレン(マクラーレンF1チーム)

イギリスの名門マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップを解消し、心機一転ルノーと手を組んで今シーズンを戦う。長く総合優勝から遠ざかっているが、過去に2度のチャンピオンに輝き、いまだ現役最強と呼ばれるフェルナンド・アロンソと、高い適応能力をもつストフェル・バンドーンで上位進出を狙う。

フォース・インディア(サハラ・フォース・インディア・F1チーム)

近年、トップチームに次ぐ速さを見せていたチームこそ、フォース・インディアである。マシンコントロールに長るセルジオ・ペレスと、驚異的な完走率を誇るエステバン・オコンのコンビで今年も挑んでいる。昨年はチームメイトながら激しくやりあった二人だが、その高いポテンシャルは他チームへの驚異となっている。

トロロッソ(レッドブル・トロ・ロッソ・ホンダ)

トロロッソはレッドブルの姉妹チームにして、今年からホンダと手を組み上位進出を狙う。ドライバーは日本で速さと技術を見せつけたピエール・ガスリーと、WEC(世界耐久選手権)世界王者のブレンドン・ハートレーだ。速さと安定感のコンビでドライバーなだけに、メカニック共に進化していきたいところだろう。ホンダの地元である鈴鹿での活躍が楽しみだ。

ウィリアムズ(ウィリアムズ・マルティーニ・レーシング)

1980年代から1990年代にかけ世界最強と評されたイギリスを代表する名門プライベーターチームだ。ドライバーは19歳のランス・ストロールと22歳のセルゲイ・シロトキンという若手2人コンビだ。両者ともに莫大な資金で援助されており、下のカテゴリーで成績を残してきている。ただし、ポテンシャルの低い今期のマシンでは、若手コンビにとって厳しいシーズンとなるだろう。

ハース(ハースF1チーム)

ハースは2016年からF1に参入したアメリカンチーム。参戦歴は浅いが、フェラーリとの技術提携により毎年力強さを見せている。特に、今年は速さが光り、多くのポイントを獲得している。ドライバーは、両者ともスピードが自慢のロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセン。今年はグロージャンのミスが多く、ポイントを取りこぼしている印象だが、2人揃って完走できれば間違いなく中団グループのトップでシーズンを終えられるだろう。

ザウバー(アルファロメオ・ザウバーF1チーム)

今シーズンを一番盛り上げているのが、ザウバーだ。メインスポンサーにアルファロメオを迎え入れ、フェラーリ入りが噂される若き天才シャルル・ルクレールと、全日本F3王者のマーカス・エリクソンのコンビを擁し、中団グループでも引けを取らない。近年ポイント獲得に遠かったチームの活躍は、間違いなく今年のF1の見どころのひとつだ。

 

今シーズンの見どころ

何と言っても注目すべきはチャンピオン争い。ルイス・ハミルトン(メルセデス)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の、共に4度世界を制した2人によるバトルは、マシンの性能差を感じさせない白熱の展開に。そこにレッドブル勢が加わり、3チームによるトップ争いは毎回予想のつかない混戦となっている。

見どころはトップ争いだけではない。3強以下の中団グループのバトルは0.1秒を数台で争う大激戦だ。その中で、日本を代表するホンダのエンジンを搭載するトロロッソも奮闘している。前年までマクラーレンと手を組んでいたホンダだったが、成績が残せずパートナーシップは解消。今年からはトロロッソと組んでいる。第2戦では4位入賞を果たすなど、これまでのホンダの開発や努力が成績に表れてきた。ツアーがヨーロッパに入ってからは不運が重なりポイントが獲れていないが、巻き返しに期待したい。

もうひとつ、中団グループを面白くしてくれているチームがザウバーだ。近年は下位に沈みポイント獲得もままならなかったが、今年はPU(パワーユニット)を供給しているフェラーリとのパートナーシップを強化し、アルファロメオとタイトルスポンサー(チーム名に入るスポンサー)契約を結んだ。さらに、F1直下のカテゴリー、F2、GP3で圧倒的な強さを見せたシャルル・ルクレール(ザウバー)が加入により上昇傾向にあり、ポイント圏内常連になってきている。

また、ルクレールのチームメイトで全日本F3王者でもあるマーカス・エリクソン(ザウバー)も良い走りを見せている。これはルクレールの実力のみならず、チーム全体のポテンシャルが上がってきていることを証明している。実力者ながらこれまでマシンに恵まれず成績を残せなかったエリクソンだが、今年は良いパフォーマンスを見せるチャンスの年でもある。ザウバー2台の活躍にも注目だ。

F1中継を視聴できるサービス

2018年シーズンはF1の中継を視聴できるサービスは以下の2つの方法があるのでそれぞれ簡単に紹介したい。

1) インターネット配信「DAZN」(ダゾーン)

2) CS放送「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」

DAZNについて

いずれもフリー走行、予選、決勝と、F1全レースの生中継を行なっている。DAZNでは、さらに1つの画面で4つの映像を楽しめる「F1 ZONE(F1ゾーン)」により、レース映像だけでなく、車載映像やドライバープロフィール、スタッツなども同時に表示されるため、F1の知識があまりなくても十分にレースを楽しめる。

また、F1だけではなく、F2と、F3カテゴリーのGP3も視聴できるのはDAZNだけだ。人生を賭けてF1を目指している若者たちのバトルは痺れる。ぜひF1と合わせて、それ以外のカテゴリーにも注目したい。

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②アカウント情報の入力

「アカウントの作成」が表示されたら、以下の3つを記入。

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一方、フジテレビNEXTはCS放送なのでスムーズな映像美が魅力である。フジテレビNEXTを契約している場合は、インターネット配信の「フジテレビNEXTsmart」で予選と決勝を視聴することが可能だ。

さて、これまでF1の魅力を紹介してきたが、毎年、日本でもレースが行われている。今季の日程は10月5日〜7日、場所が鈴鹿サーキットだ。1年に1度しか行われないので、ぜひ、会場に足を運んでみてはいかがだろうか。今年は記念すべき、鈴鹿での30回目の開催で、楽しめる企画が盛りだくさん。家族と、友達と、恋人と一緒にF1で盛り上がろう!

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