【3点解説】F1 カナダGP ベッテルがポール・トゥ・フィニッシュ

MASAHIRO OWARI

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2018年のF1第7戦カナダGPがモントリオール郊外のジル・ビルヌーブ・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポール・トゥ・フィニッシュ。第2戦バーレーンGP以来、5戦ぶりの優勝を飾った。

トロロッソ・ホンダは12番手からスタートしたブレンドン・ハートレーがスタート直後にクラッシュ。最後列からスタートしたピエール・ガスリーは11位と、あと一歩入賞に手が届かなかった。

★ポイント1:フェラーリのベッテルが通算50勝目

土曜日の予選でポールポジションを獲得したフェラーリのセバスチャン・ベッテルの勢いは、日曜日の決勝レースでもとどまることはなかった。スタートで勢いよく飛び出したベッテルは、68周のレースを一度もトップの座を譲ることのない完璧な走りでトップチェッカーとなった。バーレーンGP以来、5戦ぶりの優勝は自身通算50勝目となるメモリアルウィンとなった。

これでドライバーズ選手権でも首位に躍り出ている。その首位の座から陥落したルイス・ハミルトン(メルセデス)はスタートからエンジンのオーバーヒートに苦しみ、ペースが上がらなかった。「5位は素晴らしい結果ではないけれど、いつ壊れてもおかしくなかったから、今日はこれで良しとしないと」とベッテルから1点差の2位に踏みとどまった。

★ポイント2:トロロッソ・ホンダはハートレーがクラッシュし病院へ

コンクリートウォールに囲まれ、エスケープゾーンが少ないジル・ビルヌーブ・サーキットはレースでアクシデントが発生しやすい。今年、その被害にあったのがトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーだった。12番手からスタートしたハートレーは、1周目の5コーナーでウイリアムズのランス・ストロールと接触。

その場でリタイアとなったハートレーはその後、病院で検査を受けたが異常は発見されず、検査後サーキットに帰ってきた。「残念だけど、体が無事だったことが不幸中の幸い。次のレースに出るのは問題ない」。なお、チームメートのピエール・ガスリーはレース前に再びパワーユニットを交換したため、最後列からスタート。11位でチェッカーフラッグを受けた。

★ポイント3:前代未聞、1周早いチェッカーフラッグ

本来であれば70周で行われるはずだったカナダGPだが、チェッカーフラッグが1周早い69周目終了時のコントロールラインで振られるという珍事が発生した。今回チェッカーフラッグを振る大役を任されたのは、スーパーモデルのウィニー・ハーロウ。ドライバーは無線で69周目のチェッカーフラッグは間違いだと知らされたため、全員がもう1周を走ってレースを終えた。

本来であれば、チェッカーフラッグは70周終了時のコントロールライン通過時に振られなければならないのだが、70周目に入るタイミングで振られたのである。大きな混乱はなかったが、レギュレーションによって予定よりも早くチェッカーフラッグが振られてしまったときは、その1周前のコントロールライン通過時のタイミングで順位が決まることとなる。そのため、2018年のカナダGPの優勝したドライバーが走行した周回は70周ではなく、68周と2周短縮されてしまった。

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