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F1 世界選手権史上初の3連戦の最後の一戦はイギリスGP。1950年に発祥したF1で、その最初のレースが行われたのが、このイギリスGPだ。伝統の一戦を制するのは誰だ?
★ポイント1:ファクトリーに近く、多くのチームが最新パーツを投入
イギリスGPが行われるシルバーストン・サーキットは、ロンドンの北にあるバッキンガムシャーとノーザンプトンシャーにまたがる、「モータースポーツ・バレー」として呼ばれている場所に位置している。多くのモータースポーツ関連企業がサーキット周辺にあるからだ。
F1も全10チーム中、7チームのファクトリーがイギリスにある。遠い順に並べるとマクラーレン(125km)、ウイリアムズ(65km)、ルノー(40km)、レッドブル(33km)、メルセデス(13km)で、最も近いのはフォース・インディアで、サーキットの正門から数百メートルのところにあるのだ。そのため、イギリスGPでは地の利を生かして、ファクトリーで完成したばかりの新パーツをフリー走行に投入してくるケースが少なくない。今年はどのチームがどんなパーツを投入してくるのか注目だ。
★ポイント2:車体とPUの性能が高い次元で求められる高速サーキット
シルバーストン・サーキットは、イギリス空軍の飛行場を利用して作られた。そのため、高低差がほとんどなく、高速型のサーキットだ。パワーユニットの性能が試されるだけでなく、できるだけ少ない空気抵抗でダウンフォースを発生させる効率のいい空力が必要になる。また、高速コーナーが多く、路面が粗いためタイヤに厳しいコースとして知られている。
今回、ピレリが持ち込むタイヤのコンパウンドは軟らかい方からソフト、ミディアム、ハードの3種類。そのうちハードは今シーズン初めて、レースで使用される。前戦オーストリアGPでは多くのドライバーがタイヤにブリスターを発生させるトラブルに見舞われた。果たして、シルバーストンではどうなるのか?
★ポイント3:ドライバーズ選手権同様、コンストラクターズも白熱
前戦オーストリアGPで、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権でリードしていたメルセデスが、2台揃ってリタイアしたため、タイトル争いは再び混戦となっている。ドライバーズ選手権では逆転した首位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と、2位のルイス・ハミルトン(メルセデス)との差はわずかに1点だ。
また、コンストラクターズ選手権でもフェラーリがメルセデスを逆転した。オーストリアGPで優勝したレッドブルに迫ってきている。このトップ3チームに続く第2集団もコンストラクターズ選手権は接近した戦いとなっている。カナダGPから3戦連続でノーポイントに終わっているトロロッソ・ホンダ。第2集団から徐々に離されているので、イギリスGPでは4戦ぶりのポイントを獲得して浮上のキッカケをつかみたい。
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