【3点解説】F1スペインGP ハミルトン2連勝、期待されたトロロッソ・ホンダは不運な結果に

MASAHIRO OWARI

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F1世界選手権第5戦スペインGPは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季初のポール・トゥ・フィニッシュ。2位にもチームメートのボッタスが入り、今季初の1-2フィニッシュを飾った。

12番手からスタートしたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、スタート直後の3コーナーで起きた事故に巻き込まれてリタイア。チームメートのブレンドン・ハートレーは12位に終わり、ポイント獲得はならなかった。

★ポイント1:スタート直後に多重事故。ガスリー、無念の0周リタイア

ヨーロッパラウンド開幕戦のスペインGP。土曜の予選で12位を獲得し、「今シーズンここまでで最高の状態」という中でスタートを切ったトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。しかし、スタート直後の3コーナーで、8番手スタートのロマン・グロージャン(ハース)がスピン。これを避けようと後方ににいたマシンは大混乱に陥った。

ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とガスリーの2台が避けきれずにクラッシュ。その場でリタイアとなった。「12番手からスタートだったから、当然ポイントを狙っていた。それなのに、ほかのみんなとレースする前に、リタイアするなんて悔しい。幸いだったのは大きな事故だったけど、無傷だったこと。気持ちを切り替えて、次のレースに臨みたい」(ガスリー)

★ポイント2:ベッテルは2ストップでボッタスに逆転され4位

土曜の予選で、メルセデスにフロントロウを独占されたフェラーリだったが、スタート直後に3番手スタートのセバスチャン・ベッテルが、バルテリ・ボッタス(メルセデス)をかわして2番手に浮上する。

しかし、この日のフェラーリにはメルセデスに追いつくだけのペースがなかった。1回目のピットストップ後も、2番手のポジションを守っていたベッテルだったが、タイヤが持たずに41周目に2回目のピットイン。これで4番手に後退したベッテルはフロントウイングを破損して苦しむマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抜けずに、4位でフィニッシュした。

★ポイント3:ハミルトンがアゼルバイジャンGPに続いて2連勝

1-2フィニッシュのメルセデスはコンストラクターズ選手権でも首位に。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、1周目のベッテルとのポジション争いも制して、トップを独走した。ピットストップ時以外は、トップの座を誰にも譲ることなく、完璧な走りで66周のレースをトップでフィニッシュ。

前戦アゼルバイジャンGPに続いて2連勝を挙げ、ポイントリーダーの座を堅持した。メルセデスはチームメートのボッタスも2位でチェッカーフラッグを受け、今シーズン初の1-2フィニッシュ。コンストラクターズ選手権でフェラーリを抜いて、トップに立った。「今週末はすべてがうまく運んだ。でも、シーズンは長い。この結果におごることなく、やるべきことに集中したい」(ハミルトン)

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