【3点解説】10年ぶり開催のF1 フランスGP‼ 波乱の中、笑ったのはハミルトン

MASAHIRO OWARI

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カナダGPを終え、再びヨーロッパに戦いの舞台を移したF1。第8戦のグランプリはフランスGP。会場のポール・リカールで28年ぶりのF1となったフランスGPは、1周目から波乱が相次いだ。

★ポイント1:スタート直後にベッテルとボッタスが接触事故

フランスGPとしては、2008年以来、10年ぶり。ポール・リカールでのF1としては、1990年以来、28年ぶりとなった日曜日。6万5000人が見守る中、スタートが切られたレースは、直後に2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)と3番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が絡む、波乱の幕開けとなった。

フロントウイングにダメージを負ったベッテルと左リアタイヤをパンクしたボッタスは1周目にピットイン。両者ともにレースに復帰する。レース審議委員会はベッテルに過失があったと判断し、5秒のタイムペナルティを科した。それでもベッテルは5位でフィニッシュ。ボッタスも7位でチェッカーフラッグを受け、ダメージを最小限にとどめた。

★ポイント2:ガスリーとオコンのフランス人ドライバー同士が接触

1コーナーでのベッテルとボッタスの事故の影響を受け、後方は大混乱。続く3コーナーではトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーと、エステバン・オコン(フォース・インディア)が接触。2台は大きなダメージを受け、コース脇にストップし、そのままリタイアとなった。

「ものすごくガッカリしている。突然、ドアを閉められて接触を避けられなかった。2人のフランス人ドライバーがフランスGPの1周目に接触してリタイアするなんて、言葉にならない」(ガスリー)。
「すごくガッカリだ。だって、母国の観衆の前でレースをするのをずっと長いこと楽しみにしていたのに、たった3つのコーナーしか走ることができなかったんだから」(オコン)。

★ポイント3:ハミルトンがポール・トゥ・ウィンでフランスGP初優勝

接触事故を起こしたチームメートのボッタスと、フェラーリのベッテルを尻目に、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、危なげない走りで、終始トップを走行。ポール・トゥ・ウィンで今季3勝目を飾った。ポイントリーダーのベッテルが5位に終わったため、タイトル争いは再びハミルトンが逆転して、首位に立った。

現役最多の64回目の勝利は、自身フランスGPでの初優勝だった。2位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入り、3位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。ガスリーがリタイアしたトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが14位で完走している。

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