【完全解説】F1 日本グランプリ2019特集!鈴鹿サーキットの魅力や開催日程を総まとめ!

Sporting News Japan Staff

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【目次】完全解説!F1 日本グランプリ2019特集!

  1. 開催コース:鈴鹿サーキット
  2. 2019年の日本グランプリ開催日程
  3. 2018年日本グランプリの順位と結果
  4. 今年の日本グランプリの天気は?
  5. 日本グランプリ2019のタイヤ選択
  6. 2019年の日本グランプリはどうなる?決勝レースの展望
  7. 日本グランプリの放送・中継予定

 

開催コース:鈴鹿サーキット

鈴鹿サーキットのS字コーナー

2019年の日本グランプリも鈴鹿サーキットで開催される。コンスタントに鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されるようになったのは1987年。以後、2007年と2008年は開催地を富士スピードウェイに譲ったものの、そのほかの年は毎年鈴鹿サーキットで開催されており、ベルギーのスパ・フランコルシャンと並んでF1ドライバーから高い人気を誇っている。

鈴鹿サーキットと言えば、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが「神の手で作られたコース」と語るほどドライバーを魅了するコースレイアウトが特徴だ。

複数のストレートにデグナーや130Rなどの高速区間、スプーンやS字などのテクニカルな中速区間、ヘアピンなどの低速区間がバランス良く配置され、コースのどの位置にいても追い抜きは容易ではない。

しかしその難しさこそ、追い抜きを達成したときにその喜びを倍増させ、ドライバーが病みつきになる鈴鹿サーキットの一番の魅力なのだ。

各チームの車の成熟度も高まっているシーズン終盤、鈴鹿で速い車・ドライバーが最終戦に向けて主役となるに違いない。

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2019年の日本グランプリ開催日程

トロロッソファン

2019年の日本グランプリは10月11日(金) ~ 13日(日)の日程で開催される。

チームが出走を始めるのは金曜日のフリー走行からだが、10月10日(木)にもドライバーのサイン会やピットウォークなどが予定されている。

主なイベントをまとめたので、お出かけの際にぜひ参考にしてほしい。なお、スケジュールは変更されることがあるため、かならず現地で確認しよう。

 

主なスケジュール

10月10日(木)

ピットウォーク
キッズピットウォーク
F1ドライバーによるサイン会

10月11日(金)

フリー走行1
フリー走行2

10月12日(土)

フリー走行3
予選
キッズピットウォーク
ナイトピットウォーク
F1日本グランプリ前夜祭

10月13日(日)

ドライバーズパレード
F1日本グランプリ決勝
F1日本グランプリ決勝プレイバック
チャリティオークション
プレイバックトーク

10月14日(月・祝)

ファンミーティング
ホームストレートウォーク
ウイナーズカードの配布
F1日本グランプリ決勝プレイバック

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2018年日本グランプリの順位と結果

2018年の日本GPで優勝したメルセデスのルイス・ハミルトン

2018年のF1日本グランプリは、10月6日に予選が、10月7日に決勝が開催された。予選ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2位は同じくメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位はレッドブルのマックス・フェルスタッペンであった。

ハミルトンはフリー走行から圧倒、金曜日のFP1~土曜日のFP3まですべてのセッションでトップタイムを叩き出してみせた。

ハミルトンで始まった2018年の日本グランプリは、決勝レースでもハミルトンが他の追随を許さず優勝。3位以上はすべて予選と同じ順位であった。

ファステストラップはフェラーリのベッテルが獲得。

トロロッソ・ホンダとして2018シーズンに参戦していた地元のホンダ勢は、予選でハートレーが6位、ガスリーが7位と3強チーム(メルセデス、フェラーリ、レッドブル)の一角を奪う好結果を残したものの、決勝ではピット戦略が後手に回り大幅に順位を落とす。

最終的にはハートレーが13位、ガスリーが9位と悔しい結果となってしまった。

 

今年の日本グランプリの天気は?

日本グランプリの天気

2018年のF1日本グランプリは台風25号の直撃が予想されたが、予選までは雨の影響を受けたものの決勝は穏やかな天気で迎えることができた。2019年は台風の恐れもなく、すべてのスケジュールが進行しそうだ。

ただ、鈴鹿サーキットは鈴鹿山脈からも近いため、天気が不安定な土地柄だ。現地観戦を予定している方は、こまめに天気予報をチェックし、万が一に備えてレインコートなどを持っていくようにしたい。

 

日本グランプリ2019のタイヤ選択

F1で使用されるピレリのタイヤ

F1グランプリのタイヤは、オフィシャルタイヤサプライヤーのピレリが提供する。F1のタイヤは5種類あり、硬いものから順にC1、C2、C3、C4、C5と呼ばれ、グランプリごとに3種類が指定される。

日本グランプリでは、C1とC2、C3の3つのタイヤと硬めのコンパウンドが指定された。

2018年の日本グランプリでは一回のピットストップでレースを走り切るワンストップ作戦を採用したチームがほとんど。もっとも硬いコンパウンドが採用された今年、各チームがどういった作戦をとるのかは要注目だ。

 

1グランプリで13セット以上!? 各チームが使用できるタイヤの数は?

F1レースで消費するタイヤは13セット

摩擦熱でタイヤを溶かしながら路面と接地させ、高いグリップを発揮しているF1のタイヤ。当然ながら一般乗用車に使用されているタイヤよりもその消耗は格段に早いため、グランプリには大量のタイヤが持ち込まれる。

1チームが1グランプリで使用できるタイヤは、供給元のピレリが指定した硬さの種類から13セット選択できる。(日本グランプリでは前述の通りC1,C2,C3が指定)

予選のQ3でもっともやわらかいタイヤ(日本グランプリではC3)を使用し、決勝時には真ん中の固さのタイヤともっとも硬いタイヤ(日本グランプリではC2とC1)を使うことが決まっているが、残りの10セットは自由に組み合わせることが可能だ。ただし、ウェット時はこの限りではない。

 

2019年の日本グランプリはどうなる?決勝レースの展望

F1, ルクレールとハミルトン

2019年の第16戦(ロシアグランプリ)終了時点で、ドライバーポイント1位はハミルトン、2位はボッタスとメルセデスコンビが独占している。もちろん、コンストラクターポイントの1位はメルセデスで571点。2位はシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルを擁するフェラーリだ。

去年の結果からも分かるように、ハミルトンは鈴鹿サーキットを得意とするドライバーの1人であり今年のレースの優勝を争う第一候補ではあるが、第16戦ロシアグランプリを含む過去4戦連続でポールポジションを獲得しているルクレールも決して見逃すことは出来ないタレントだ。

ハミルトンもその速さを認めるルクレールが、5戦連続でポールポジションを獲得するとなれば、ハミルトンを含むメルセデス陣営はかなり厳しい戦いを強いられるだろう。

コーナリングスピードはメルセデスの車のほうがフェラーリを上回る速さを見せるが、ここは追い抜きの難しい鈴鹿だ。弱冠21歳ながらもすでに熟練のうまさを持つルクレールを追い抜くことはそう容易いことではない。

さらに、今年のフェラーリはメルセデスよりもトップスピードで優れているため、コーナー区間で追い抜ききれず、ストレート区間で離されてしまうという、メルセデスからすれば嫌な展開になる可能性もあるだろう。

いずれにしても、名勝負が起こることは必至の日本グランプリ。予選から始まるドラマがどう完結するか、決勝を楽しみに待とう。

 

レッドブル・ホンダは優勝できるか?

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンとアルボン

2019年シーズンからホンダのパワーユニットを搭載するレッドブル。今季はレッドブルのホームレースであるオーストリアGPとドイツGPで優勝を果たしている。コンストラクターポイントは311点(ロシアGP終了時点)で3位だ。

開幕時のドライバーであったガスリーが不調に陥り、姉妹チームのトロロッソへ”降格”となったため、そのトロロッソからアレクサンダー・アルボンが昇格。F1直下のF2時代には現フェラーリのルクレールとタイトル争いを繰り広げるなど将来有望なドライバーで、マックス・フェルスタッペンと併せて非常に強力なドライバーラインアップだ。

ホンダが鈴鹿で最後に勝利を収めたのは1991年にさかのぼる。ゲルハルト・ベルガーが1位、アイルトン・セナが2位でワンツーフィニッシュを達成。もし今年レッドブル・ホンダが日本グランプリを制すれば、ホンダとしては28年ぶりの優勝となる自国での優勝となる。

ホームグランプリに強いフェルスタッペンと新星アルボンの走りに期待したい。

 

トロロッソ・ホンダの善戦に期待!

トロロッソ・ホンダのガスリーとクビアト

トロロッソにも強力なドライバーラインアップが揃っている。ダニール・クビアトはF1で3度の表彰台を経験するなど実績は十分で、今年レッドブルから再びトロロッソに舞い戻ったピエール・ガスリーも、2018年シーズンのバーレーンGPでトロロッソを4位入賞まで導くなど十分な速さを持っている。

トップ3チームに食い込むことは荒れたレース展開にならない限り難しいかもしれないが、ホームの観衆の声援はチームにとって百人力となるだろう。

2人の実力あるドライバーたちの獅子奮迅の走りを期待したい。

 

日本グランプリの放送・中継予定

10月11日に開幕するF1日本GP

2019年F1日本グランプリは、BSフジ、フジテレビNEXTライブ・プレミアム、そしてDAZNでの放送が見込まれている。

なお、生でライブ中継を行うのは有料放送のフジテレビNEXTライブ・プレミアムとDAZNのみで、BSフジは10月14日の録画放送だけとなっている。

特にDAZNでは、他では一切できないF1観戦が可能だ。

画面を4分割し、国際映像・ドライバートラッカー・ライブタイミング・オンボード映像を一画面で表示する「F1 ZONE」はF1ファンの間で話題沸騰。

日本グランプリを楽しむのであれば、ぜひ利用したい機能と言える。

詳細な放送予定は以下の記事にまとめているため、日本GPを見逃さないよう是非チェックしておきたい。

F1日本グランプリ2019開幕!テレビ・ネットでの放送/中継予定を完全網羅
(リンクは別タブで開きます)

 

鈴鹿サーキットがF1に染まる5日間。プレイベントも含めて、楽しみ尽くしたい。鈴鹿に行けない方は、DAZN等のライブ放送を通して参加しよう。DAZNでは1ヶ月の無料視聴キャンペーンを実施している。申し込むタイミングによっては、5日間のイベントをすべて無料で楽しむことも可能だ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。