世代交代の波! 記念すべき1000回大会を迎えたF1は、台頭してきた若手ドライバーたちの走りに注目!!

DAZN Editorial Staff

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結果だけを見れば、ルイス・ハミルトンが優勝を果たすという“いつも通り”の展開になった第2戦バーレーンGP。しかし、その中身は“いつも通り”とはいかなかった。いったい今回のレースはこれまでと何が違ったのだろうか。その真相に迫る。

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順位 ドライバー チーム ポイント
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 25
2 バルテリ・ボッタス メルセデス 18
3 チャールズ・ルクレール フェラーリ 16
4 マックス・フェルスタッペン レッドブル 12
5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 10
6 ランド・ノリス マクラーレン 8
7 キミ・ライコネン アルファロメオ 6
8 ピエール・ガスリー レッドブル 4
9 アレクサンダー・アルボン トロ・ロッソ 2
10 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1
11 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 0
12 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 0
13 ケビン・マグヌッセン ハース 0
14 ランス・ストロール レーシングポイント 0
15 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 0
16 ロバート・クビサ ウィリアムズ 0
17 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 0
18 ダニエル・リカルド ルノー 0
19 カルロス・サインツ マクラーレン 0
NC ロマン・グロジャン ハース 0

※NC=完走できず

 

新たなスター候補、ルクレールが覚醒!

F1, ルクレールとハミルトン

スター誕生!──月並みな表現だが、これが一番しっくりくる。1950年からスタートしたF1の通算999レース目となったバーレーンGPの主役は、優勝したハミルトンでも好敵手のベッテルでもなく、21歳の若さでフェラーリの正ドライバーに抜擢されたシャルル・ルクレールだ。

2016年のGP3優勝を皮切りに、翌年はF2でチャンピオン、昨年はザウバーでF1デビューを飾るなど、その成長はまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。フェラーリに移籍した今シーズンは、開幕戦のオーストラリアGPで早速5位入賞を果たしたが、それは続く第2戦で見せた驚異のパフォーマンスの序章に過ぎなかった。

迎えたバーレーンGP、予選から絶好調だったルクレールは、自身初のポールポジションを獲得。すると、スタートから圧巻の走りを披露し、残り10周の時点までハミルトン以下を大きく引き離す快進撃を見せた。しかも、2位ハミルトンとの最大差は8秒以上。もちろん、ファステストラップポイントを獲得したことは言うまでもないだろう。

残念ながらF1初勝利まであと一歩のところでマシントラブルに見舞われ、惜しくも3位でフィニッシュしたものの、その抜きん出た走りは世代交代を印象付けるには十分すぎるものとなった。

ルクレールの独壇場と言うにふさわしい大会で勝ちを拾ったルイス・ハミルトンは、レース後、「君はこれからいくつもの勝利を重ねられるだろう」と若き才能に賛辞を送った。F1のトップ・オブ・トップに君臨してきたハミルトンが、ルクレールの力を認めた瞬間。このシーンはF1ファンの間で永遠に語り継がれるであろう。

ところで、ルクレールの強さは一体どんなところにあるのだろうか? それはF1参戦2年目、さらに21歳とは思えない老獪な戦いぶりにある。マシンのセットアップを見極めて最大限の性能を引き出す技量は、無理のない速さを生んでいる。レースは進むにつれてタイヤが磨耗するためにグリップが落ちる。さらに燃料が減って車体の重量が変わるので、マシンの挙動は常に変わっていく。

しかし、ルクレールはスピードを失うことなく、ラップタイムは常に好タイムを記録した。チャンピオン経験者など歴戦の猛者たちが追ってきてもなお、焦ることなくクレバーにタイム差を広げていく様は、余裕さえ感じられた。

記念すべき通算1000回目の大会となる中国GP。果たしてルクレールは表彰台の頂点に立ち、新スター誕生を高らかに宣言することができるのか。世界中のモータースポーツファンは、その瞬間を待ちわびているはずだ。

 

ルクレールだけじゃない! 頭角を現す次世代ドライバーたちから目を離すな!

F1, ランド・ノリス

バーレーンGPではルクレール以外にも新人ドライバーの活躍が目に付いた。まずはマクラーレンのランド・ノリス。2017年に若手ドライバーの登竜門であるF3マカオGPで2位を獲得すると、それをきっかけにF1へのステップアップを実現。参戦2レース目となったバーレーンGPで6位に入賞し、ポイントを獲得した。同じ英国出身であることから“ハミルトンの再来”と期待される19歳は、ルクレールに次ぐスター候補生だ。

さらに、ホンダ勢の中でひときわまばゆい輝きを放ったアレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)も見逃せない。開幕前のテスト走行で初めてF1のマシンを運転したピカピカの1年生だが、2戦目で早くもポイントを獲得。2016年のGP3でルクレールと激しいタイトル争いを演じたイギリス系タイ人ドライバーが、F1の舞台で再び熱いバトルを繰り広げる日は近い。

ダニエル・リカルドのルノー移籍に伴い、名実ともにレッドブルのエースとなったマックス・フェルスタッペンを含め、F1の世代交代はマシンの速度以上に加速している。バーレーンでのテスト走行では、皇帝ミハエル・シューマッハの息子で、現在F2を主戦場としているミックが、フェラーリのマシンをドライブした。さらに次の世代も台頭しているモータースポーツ界。長らくトップの座を維持してきたベテランたちも、うかうかしてはいられない。

第3戦の舞台は、上海インターナショナルサーキット。2本のストレートと16のコーナーを有する全長5.451kmのコースで、上空から見ると上海の“上”の字になっているなんともユニークなレイアウトだ。スタート直後には3つのコーナーのコンビネーションがドライバーたちを待ち受ける。ターン1、2の長い右旋回が終わると、すぐにタイトな左回りのターン3が現れる配置となっており、序盤からテクニックが要求される。

また中低速コーナーが組み合わされていることから、コーナリングではエンジンパワーを路面に伝える「トラクション」のタイミングがスピードアップの鍵を握る。低速のメルボルン、高速寄りのバーレーンを走ったホンダのパワーユニット(レッドブルとトロ・ロッソに搭載)にとっては、その2つが入り混じった上海のサーキットは性能を見極めるうえで試金石になりそうだ。

次戦F1通算1000回目の記念すべき中国GPは、F1の新時代を象徴するレースとなるのだろうか。今後を占う意味で重要な一戦となる中国GP決勝は、DAZNで4月14日14時30分からON AIR!

中国GPコース紹介動画

2018年中国GPでのベッテルPP獲得ラップ

 

2019中国GPの放送予定

<日程>
フリー走行1回目:4月12日(金)11:00〜
フリー走行2回目:4月12日(金)15:00〜
フリー走行3回目:4月13日(土)12:00〜
予選:4月13日(日)15:00〜
決勝:4月14日(日)15:10〜

<配信チャンネル>
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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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