ハミルトンの「14」、アロンソの「93」は?スペインGPにまつわる数字を紹介

Alex Fisher

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アゼルバイジャン・グランプリ(GP)で思いがけず今季初勝利を手にしたルイス・ハミルトンは、自信を新たに今週末のスペインGPへと臨む。

メルセデスのチームメート、バルテリ・ボッタスが終盤にパンクに見舞われたこともあり、バクーでのアゼルバイジャンGPを制したハミルトンは、ドライバーズ選手権で首位に浮上した。

メルセデスはバルセロナでのスペインGPを得意としており、過去4年で3回優勝し、5年連続でポールポジションを手にしている。

一方、カタロニア・サーキットでわずか1勝しか挙げていないタイトルのライバル、セバスチャン・ベッテルにとって、今週末は節目となる勝利を手にする新たなチャンスだ。

また、アゼルバイジャンでダニエル・リチャルドとマックス・フェルスタッペンがリタイヤしたレッドブルも、スペインで良い結果を出したいと願っている。

2018年シーズンの第5戦となるスペインGPを前に、Optaが示す興味深いデータをいくつか参考にしておこう。

14 - ハミルトンが勝てば、スペインGPでは14年ぶりとなる連覇となる。最後に連覇を遂げたのは、ミハエル・シューマッハだ。

20 – バルセロナではポールポジションが重要となる。過去27年で、ポールポジションから優勝したケースは20回だ。

50 – ベッテルは現在49勝。5月13日のレースでチェッカーフラッグを受ければ、シューマッハ、ハミルトン、アラン・プロストに続く、F1史上4人目の通算50勝に到達する。

6 - メルセデスはスペインGPで6年連続のポールポジションを目指す。実現すれば、メルセデスにとって中国GPと並ぶ最長記録だ。

1 – ボッタスがトップ3フィニッシュないし最速ラップを果たしていないレースは、今季のカレンダーにおいてスペインGPのみ。

93 – フェルナンド・アロンソは93戦勝利なし。キミ・ライコネンは98戦。F1史上、最も優勝の間隔が空いたのは、リカルド・パトレーゼの99戦だ。

18 – フェルスタッペンはレッドブルでの初レースだった2016年のスペインGPで、F1史上最年少優勝を飾った。当時、18歳7カ月15歳だった。

139 – これだけのレースで表彰台経験がないニコ・ヒュルケンベルグ。F1ドライバーの中では最

原文:Formula One raceweek: Spanish GP by the numbers
翻訳:Hiroaki Nakamura


 

Alex Fisher