F1 グリッドガール復活を企てるモナコGPとロシアGP――「オトナになってもいいじゃないか」

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モナコとロシアで開催されるF1世界選手権のレースでは、廃止されたはずのグリッドガールが復活する見込みだ。モナコとロシアの開催者は、この伝統を廃止する気はない。

モナコ自動車クラブのミシェル・ボエリ会長は地元の「モナコ・マタン」紙とのインタビューで、「グリッドガールは、ドライバーのネームボードは持たないが、グリッドに立つ」と語った。

ロシアでは最終的な決定は出ていないものの、グリッドガール復活の方向に話が進んでいるのは明らかだ。ロシアGP運営委員長であるドミトリー・コザク副首相はインテルファクス通信に対し、「オトナになってもいいではないか。モータースポーツではどこでも女子がクルマを紹介している」とコメントした。

この問題についてコザク氏は、今シーズンが始まる前にF1を買収したリバティメディアと、じきに見解の一致をみるものと期待している。

ベッテル、グリッドガール禁止は「バカバカしい」

ドライバー側でもグリッドガール廃止は前々から議論されているが、セバスチャン・ベッテルはグリッドガール廃止など「バカバカしい」と言っている。

今シーズン初めには、モータースポーツを若い層に「もっと興味深いものに」しようと、グリッドガールに代わってグリッドキッズが登場している。

原文:Monaco und Russland planen Rückkehr der Grid Girls: "Sollten erwachsen sein"
翻訳:ドイツ語学院ハイデルベルク