【フェドカップ最終日】英国を破り、日本がワールドグループ2部復帰に!

HITOSHI KO

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女子国別対抗戦フェドカップ・ワールドグループ2部・プレーオフ「日本 vs. 英国」(兵庫県・ブルボンビーンズドーム)の大会最終日に、シングルス2試合とダブルス1試合が行われた。日本(ITF国別ランキング20位)は、3勝2敗でイギリス(同16位)を破って、ワールドグループII昇格を決めた。

まず、両国のエース対決となった第3試合では、大坂なおみがジョアンナ・コンタに3-6、3-6で敗れ、先に英国が王手をかけた。

日本がもう負けられない状況になった第4試合では、奈良くるみが勝利への執念をみせ、ヘザー・ワトソンを7-6(7)、6-4で破り、2勝2敗とした。

第5試合のダブルスで、英国は当初のメンバーから変更してコンタ/ワトソン組を投入して勝負に出た。しかし、加藤未唯/二宮真琴組は3-6、6-3、6-3の逆転で破って日本の勝利を決めた。2018年に初めて日本代表入りをした加藤と二宮は、いきなり大きな仕事をやってのけた。

「アジア・オセアニアゾーンの時から、ワールドグループで戦ってみたいと思っていたので、自分達でつかみ取った結果を嬉しく思います。日本は団結力があるし、特にダブスルは強みでもあるので、もっともっと上に行けるんじゃないかなと思っています」(加藤)

「私はとにかく上に上がりたいと思っていたので、チームのみんなでつかみ取れたのはすごく嬉しいです。さらに上の舞台でも、どれだけ自分の力が出せるのか、もっと挑戦したいと思います」(二宮)

また、フェドカップ日本代表の土橋登志久監督にとっても初めてのワールドグループIIへの昇格で、まずは第一関門突破だ。

「高いステージに上がれば、選手達が自ずとそこへ向かって、いろんなことを工夫して強くなってくれると思います」

来季日本は、2014年以来のワールドグループ2部でのプレーとなるが、日本代表がどれだけ強くなり、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか非常に楽しみだ。

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