ソト、ロペスは残留!ビシエド、バレンティンは残留交渉!気になる外国人野手の去就【3点解説】

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リーグ優勝、そして日本一を目指すために欠かせないのが外国人選手の活躍だ。今季も多くの外国人選手がプレーし、チームを引っ張ってきた。結果を残した選手、残せなかった選手その状況は様々だが、来季の契約状況はどのようになっているのだろうか。


★ポイント1:DeNAのふたりは揃って契約延長!

4位でシーズンを終えた横浜DeNAベイスターズは、シーズン終了早々にホセ・ロペス、ネフタリ・ソトの来季契約を締結した。ロペスは故障離脱期間もあったが、打率.288、28本塁打、77打点とチームの中軸として活躍。日本で7年目となる来季もDeNAのユニフォームに袖を通す。

そしてもうひとりが、今季から加入したソト。開幕を一軍で迎えたものの、故障で出場することなく二軍へ降格してしまった。しかし、5月に昇格を果たすとその鬱憤を晴らすかのように打ちまくる。107試合の出場で41本塁打を放ち、みごと本塁打王を獲得した。守備が優れているわけではないが、一塁・二塁・右翼と内外野を守れるユーテリティ性はベイスターズにとって貴重。攻守にわたって来季もチームを牽引する。

【今シーズン成績】

ロペス(DeNA)
110試合/打率.288(441打数127安打)/26本/77打点

ソト(DeNA)
107試合/打率.310(416打数129安打)/41本/95打点

★ポイント2:ビシエド、バレンティンは残留交渉へ

中日ドラゴンズの主砲・ダヤン・ビシエドは来日3年目にして初の打撃タイトルとなる首位打者・最多安打を獲得した。今季で契約は終了するが、もちろん球団は残留交渉をおこなっている。すでに複数年契約での大筋合意が報じられ、本人も「ドラゴンズブルーの血が流れている」とコメントしており、来季も中日でプレーすることになりそうだ。

また、クライマックスシリーズ・ファーストステージで敗退した東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティンも残留交渉が始まった。本人も残留を希望しているため、こじれる可能性は少ないはず。来季NPBでの8年目のシーズンを迎えるバレンティンは、順調なら2020年から日本人選手扱いとなる。次のシーズンも故障なく、チームの主砲として頂点を目指す。

石井一久GM体制となった東北楽天ゴールデンイーグルスではゼラス・ウィーラーが残留する。2年契約の1年目だった今季は故障もあり規定打席に到達できなかった。しかし、チームの主砲、そしてムードメーカーとして最下位脱出の力となりたい。

【今シーズン成績】

ビシエド(中日)
135試合/打率.348(512打数178安打)/26本/99打点

バレンティン(ヤクルト)
142試合/打率.268(514打数138安打)/38本/131打点

ウィーラー(楽天)
106試合/打率.269(413打数99安打)/15本/58打点

★ポイント3:ロサリオ、マレーロ…期待されながらも不発!

金本知憲監督の電撃辞任が決まった阪神タイガース。今季、阪神は17年ぶりに単独最下位となり、金本監督がその責任をとった形だ。最下位の要因は複数あるが、そのひとつがウィリン・ロサリオの不振だろう。

4番候補として大きな期待と共に日本へやってきたロサリオだったが、75試合の出場で本塁打はわずか8本。8月26日の試合を最後に一軍での出番は訪れず、退団が濃厚だ。

さらに、オリックス・バファローズでは昨季のシーズン中に加入し、本塁打のホームベース踏み忘れや10万号の放ったことで注目を浴びたクリス・マレーロもチームを離れることになりそうだ。2年目の今シーズンは、1年を通しての活躍が期待された。しかし、年間を通し調子が上向かず、68試合で打率.201と低迷。今季限りで退団の可能性が高まっている。

【今シーズン成績】

ロサリオ(阪神)
75試合/打率.242(281打数68安打)/8本/40打点

マレーロ(オリックス)
68試合/打率.201(219打数44安打)/11本/26打点

※数字は2018年10月14日終了時点


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。