激戦必須!驚異的な爆発力を誇る両チーム、スーパーボウルを制するのは!?

Sporting News Japan Staff

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アメリカンフットボールNFLの優勝決定戦、第54回スーパーボウルは現地時間2月2日、7年ぶり7度目の出場となるサンフランシスコ・49ersと50年ぶり3度目の出場を決めたカンザスシティ・チーフスが激突する。 

 

両チームは今プレーオフでは、対照的な試合運びでここまで勝ち上がってきた。サンフランシスコ・49ersはランオフェンスを軸に「先手必勝」で有利な試合運びを見せてきた。

反対にチーフスはエースQBパトリック・マホームズを中心に2試合とも劣勢を跳ね返し、逆転勝利での進出。爆発力のあるオフェンスを武器とする両チームについて分析する。 

 

マホームズ vs 49ersの強力なフロント4

チーフスは何といっても今プレーオフではマホームズの活躍が光る。2試合で8 TD、INTなし、レーティングは131.5と完璧とも言える状態でマイアミに乗り込んできた。

注目したいのは劣勢を跳ね返せる勝負強さだ。ディビジョナル・ラウンドのテキサンズ戦、24点差をつけられた展開から5分弱の時間で4 TDを奪い、最終的には51-31の大差で圧勝したシーンは記憶に新しいだろう。 

ただ、今回対戦する49ersには強力なDL陣がいる。プレーオフ2試合で9サック、そのうち8サックをDL陣が奪っている。オフェンスラインがマホームズをしっかり守れるかによって、試合の流れが大きく左右されるだろう。 

 

49ers、得意のランゲームが機能するか? 

一方の49ersは今プレーオフ、圧倒的なランオフェンスで順調に勝ち上がってきた。

ディビジョナル・ラウンドのバイキングス戦ではチーム全体で186ランヤード、カンファレンス・チャンピオンシップのパッカーズ戦ではRBラヒーム・モスタートがプレーオフ史上歴代2位の220ランヤードを含むチーム合計で285ランヤードを記録するなど絶好調。 

だが、チーフスもプレーオフを含めた直近6試合でラン平均喪失ヤードが89と好調。カンファレンス・チャンピオンシップのタイタンズ戦でも、今プレーオフではそれまで誰も止められなかったRBデリック・ヘンリーを69ランヤードに抑え勝利に結びつけるなど、侮れない。

49ersはランで時間を稼ぎながら、試合をコントロールしていきたい。 

 

カイル・シャナハンHC「悪夢」払拭なるか!? 

49ersのカイル・シャナハンHCにとっては自身2度目のスーパーボウル出場だ。

第51回スーパーボウルでファルコンズ時代にオフェンシブ・コーディネーターとして出場経験があるが、この時はペイトリオッツに第3クオーター途中まで25点リードしながらも世紀の大逆転を許した苦い思い出がある。試合終了後には彼のアグレッシブ過ぎる戦術に対し、批判の声が多くあがった。

3年後、今度はヘッドコーチとして戻ってきたこの舞台で悪夢を払拭できるか。

49ersが勝てば、1995年以来6度目、スティーラーズとペイトリオッツに並び史上最多タイ、チーフスは50年ぶり2度目となる。また、アンディー・リードHCにとってはHC歴21年目にして初の栄冠となる。100周年の締めくくりとなる今季スーパーボウル、栄冠に輝くのはどちらだ! 

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。