試合日程
・11月3日 15時05分 船橋アリーナ
・11月4日 15時05分 船橋アリーナ
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8連勝と絶好調の千葉(8勝2敗、B1東地区2位)。現在彼らは、栃木ブレックス(9勝1敗、B1東地区1位)、琉球ゴールデンキングス(9勝2敗、B1西地区1位)に次いでリーグ全体で勝率3位に位置している。一方、ようやく両目を開けたばかりの渋谷(2勝8敗、B1東区6位)は、10月26日に勝久ジェフリー氏がヘッドコーチの座から退き、新指揮官の伊佐 勉氏の下、立て直しを急いでいる状態だ。
勢いの違い、千葉のホーム開催という事実から、千葉有利と見るのが素直な展望だろう。はたして実際はどうなるか。
シュート不振を脱し、好調な千葉
千葉の好調ぶりは数字に如実に表れている。平均83.3得点はリーグ全体の3位。開幕直後不振だったシューティングに関しても、今や3ポイントショット成功率(37.7%)、フィールドゴール成功率(47.8%)のいずれもがリーグ3位まで上がってきた。
得点とリバウンドでダブルダブルのアベレージを残しているマイケル・パーカー(200㎝|PF|平均17.7得点、10.0リバウンド)、起点となる富樫勇樹(167㎝|PG|平均14.4得点、リーグ7位の5.6アシスト)を核として、千葉はチーム全体がよく走り、バランスよくどこからでも攻めてくる。ディフェンス面でも、緊迫感に満ちたハッスルプレイが目を引き、ボール保持者に強くプレッシャーをかけ、素早いローテーションで相手のミスを誘発する。故障者続出中の大阪エヴェッサとアウェイで2度対戦した直近の第6節では、いずれも二桁得点差の快勝。キャプテン小野龍猛(197㎝|F)を右手舟状骨骨折で欠いているものの、それが大きなダメージとならない層の厚みも持っている。
接戦を勝ちきれていない渋谷
渋谷は、昨季チャンピオンとなったアルバルク東京(8勝3敗、B1東地区3位)との開幕戦を71-73の僅差で落とした後、ここまでの8敗中5点差以内の僅差勝負を落としたケースが5試合。どちらに転んでもおかしくない展開をモノにできなかったことが、指揮官交代につながってしまった。ここまで80得点以上を記録した試合はなく、得点力不足がひとつの課題となっている。
中心となるのは“元ロサンゼルス・レイカーズ・コンビ”のライアン・ケリー(211㎝|SF/PF)とロバート・サクレ(213㎝|C)。2人はそれぞれ、ケリーが平均19.6得点(リーグ7位)、サクレが17.0得点を稼いでいる。しかし二桁を平均記録しているのはこの2人だけ。ベンドラメ礼生(183㎝|PG)、杉浦佑成(196㎝|SF)ら、得点を期待できるタレントを持ちながら、インパクトのある活躍を得られていない。
渋谷は3Pシューティングの不調も現状の成績の大きな要因。77-73で今季2つ目の勝利を挙げた直近の横浜ビー・コルセアーズ(3勝7敗、B1中地区5位)戦でも、25本放って成功はわずか3本(成功率12.0%)だった。ここまでの10試合通じてリーグ全体の17位にあたる26.9%は、顔ぶれからしてまったく納得できる数字ではない。この項目で当たりを取り戻すことが、チームを勢いづけるきっかけとなるだろうことは容易に想像できる。
しかし今節、渋谷が千葉相手にそれを実行するのは簡単なことではない。千葉の勝ちパターンは厳しいディフェンスがベースとなっている。トランジションオフェンスとロングレンジゲームでガンガン攻め、ハイスコアリングな展開に持ち込み圧倒というのが筋書ではあるが、それはすべて、ディフェンスでの奮闘が生み出すエネルギーから生まれている。
Bリーグ全体で見てもエリートクラスのプレッシャーに対峙し、渋谷が精度の高いシューティングを披露できるか。ここがひとつの注目ポイントになるだろう。渋谷のオフェンスがケリー、サクレ頼みの展開にならず、インサイドとアウトサイドでバランスよく得点できれば、好試合となる可能性が高い。
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