欧州No.1クラブを決める「UEFAチャンピオンズリーグ」のしくみ

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「UEFAチャンピオンズリーグ」とは、UEFA(欧州サッカー連盟)が主催する欧州クラブチームの王者を決定する選手権大会であり、出場クラブの予算規模、大会の賞金総額、そして出場クラブの所属選手のレベルを考慮すると、事実上、クラブチーム世界一お決める戦いであると言っても過言ではない。

99-00シーズン以降、本戦への出場クラブ数は32となっており、今月19日(火)に開幕する18-19シーズンも、4クラブが8グループに分かれて、「ビッグイヤー」の名で親しまれる、UEFAチャンピオンズリーグトロフィーの獲得を目指すことになる。

◆グループリーグは上位2チームが勝ち抜け

9月から12月にかけて行われるグループリーグでは、各グループのチームがホーム&アウェイの総当たりで6試合を行い、上位2チームが年明けから再開する決勝トーナメントへ進出する。勝ち点は勝利が3、引き分けが1、敗戦が0。
なお、複数のチームの勝ち点が並んだ場合は、以下の方法で順位を決定する。

1 当該チーム同士の勝ち点
2 当該チーム間の得失点差
3 当該チーム間の総得点
4 当該チーム間のアウェイゴール数
5 リーグ戦の得失点差
6 リーグ戦の総得点
7 リーグ戦のアウェイゴール数
8 リーグ戦の勝利数
9 リーグ戦のアウェイ勝利数
10 反則ポイント
11 クラブ係数

◆決勝トーナメントは準決勝までH&A、決勝は1発勝負

決勝トーナメントはベスト16から準決勝に至るまで、そのラウンド毎に組み合わせ抽選会を行って対戦カードを決定する。毎シーズン、前もって開催スタジアムが決定している一発勝負の決勝戦(今季はアトレティコ・マドリードの本拠地であるエスタディオ・メトロポリターノで開催)を除き、決勝トーナメントは何れもホーム&アウェイの2試合で勝者を決定する。

対戦チームが勝ち点で並んだ場合、得失点差で勝者を決めるが、これも同一の場合はアウェイゴールの多い方が勝者となり、それも並んだ場合は、2試合目の試合後に15分ハーフの延長戦を行う(ここでもアウェイゴールのルールは適用)。ここで勝負が着かなかった場合はPK戦が行われる。

◆王者・レアル・マドリードが4連覇に挑む

1955年に産声を上げたUEFAチャンピオンズリーグ(当時の正式名称は「European Champion Club’s Cup」)は1999年代に入り、出場クラブ数が拡大。マルセイユが大会を制覇した、92-93シーズンに名称が「チャンピオンズリーグ」となった。

歴代最多優勝の五傑は上から順にレアル・マドリード(13回)、ACミラン(7回)、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、リヴァプール(共に5回)となっており、第1回大会から5連覇を達成したレアル・マドリードは、現在大会3連覇中であり、今季は4連覇をかけたディフェンディングチャンピオンとして大会に臨む。

ユベントスへ移籍したC・ロナウド

◆チームを変えて、C・ロナウドが最多ゴール更新を狙う

選手個人に着目すると、歴代最多出場のベスト5はイケル・カシージャス(171試合)、シャビ・エルナンデス(157)、クリスチアーノ・ロナウド(157)、ライアン・ギグス(151)、ラウール・ゴンサレス(144)となっており、今季からユベントスへと移籍したロナウドが歴代単独2位となることが決定的となっている。

また、ロナウドは歴代ゴール数では121ゴールで既に歴代トップに立っており、今季、新天地でその記録をどこまで伸ばすのか注目が集まる。歴代ゴール数2位には昨季100ゴールの大台に乗せたリオネル・メッシが続いており、3位以下はラウール・ゴンサレス(71)、ルート・ファンニステルローイ(60)、アンドリー・シェフチェンコ(59)となっている。


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