全米プロゴルフ選手権2018:ブルックス・ケプカが3度目の優勝!

Alec Brzezinski

全米プロゴルフ選手権2018:ブルックス・ケプカが3度目の優勝! image

 

ベルーフ・カントリー・クラブで行われた第100回全米プロゴルフ選手権で、ブルックス・ケプカが自身3度目となるタイトルを獲得した。

日曜日、2位と2打差で迎えた最終ラウンドで、ケプカは4アンダー(66)でフィニッシュし、トータル16アンダーを記録した。今年の全米オープンでもタイトルを防衛しているケプカは、今回の優勝で今季2度目、キャリアを通しては3度目となるメジャー大会制覇を達成した。

前半で2つのボギーを叩いたにも関わらず、ケプカはアダム・スコットとタイガー・ウッズを退け「ワナメーカー・トロフィ」を手にした。

ケプカは今年の前半4カ月間を手首の負傷で休んでいたが、今回の優勝で世界最高の選手の一人である事を証明した。

タイガー・ウッズは72番ホールを素晴らしいバーディーで締めくくり、14アンダーの2位でフィニッシュした。メジャー大会王者に14度も輝いているウッズは最終日、6アンダー(64)を記録。これは彼にとって2009年以来最高のメジャー記録となる。

ウッズは初日、ボギーとダブルボギーでスタートしたが、その後の3ラウンドで196(66-66-64)を記録した。54ホールを通じてのスコアでは、ウッズのメジャー大会記録の中で最高のスコアとなる。

12番、13番、15番ホールでバーディを取ったウッズには優勝の可能性もあったが、17番ホールでのウォーターハザードでそのチャンスを棒に振ってしまった。しかし、今回の大会で、ウッズは自分の力を証明し、ジャック・ニクラスの通算優勝回数18勝を塗り替えるチャンスがまだ残っている事を見せつけた。

ジャロッド・ライル の死で悄然となっていたアダム・スコットはトータル13アンダーでフィニッシュし、3位に落ち着いた。最終日には3アンダー(67)をマークした。2013年にマスターズを制した彼だったが、世界ランク76位に落ちてしまい、今季もう一度活気を取り戻す必要がある。

スチュワート・シンクとジョン・ラームは11アンダーで4位タイに落ち着いた。4日間を通して、辛抱強く60台をキープした甲斐あって、最後まで優勝争いに混じることができた。

ディフェンディング・チャンピオンのジャスティン・トーマスは、11ホール中5ホールでバーディを取ったものの、その後、2つのボギーでそれを帳消しにしてしまい、10アンダーで6位タイに落ち着いた。「今日はいい日だった。良い収穫が沢山あった」とラウンドを終えたトーマスは言う。「唯一心残りなのは、優勝の可能性があったのにも関わらず、チャンスを掴み損ね、終盤で優勝の可能性を失ってしまった事だ。辛かったよ。優勝争いに混じっていたかった。ショットをしっかり打つ事が出来なかった。酷かったよ」

トーマスの他に6位に落ち着いたのは、フランチェスコ・モリナリ、トーマス・ピーターズ、ゲイリー・ウッドランドだった。ピーターズは一時、12アンダーにまで到達したが、17番ホールでのダブルボギーでチャンスを潰してしまった。

ラファエル・カブレラ・ベロとティレル・ハットンは最終日、6アンダー(64)を記録し、トータル9アンダーの10位タイでフィニッシュした。

キャリア・グランドスラムを狙うジョーダン・スピースは日曜日、4アンダー(66)でフィニッシュし、トータル8アンダーで12位タイに落ち着いた。今季スピースはまだ、トップ2にランクインしていないが、ここ数カ月は調子を上げてきている。「優勝にかなり近いところまで行った」とスピースは言う。「良いニュースは一週間休みがある事だ。プレーオフには最高の状態で臨むことができた」。

原文:PGA Championship 2018: Brooks Koepka wins to earn third career major
翻訳:TATSUYA SATO

【DAZN関連記事】

【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
DAZNでF1放送を視聴する方法は?
【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン

 

 

Alec Brzezinski