【ボクシング】カネロ・アルバレスvsハイメ・ムンギアはいつどこで見れる?|日程・放送配信・視聴方法・参考オッズ|5.5 T-モバイル・アリーナ

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Canelo Alvrez and Jaime Munguia will contest undisputed championship
Katelyn Mulcahy/ Getty Images

ハイメ・ムンギアにとっては、念願の大一番がついに実現することとなる。

日本時間5月5日(日)に米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催されるスーパーミドル級の4団体統一タイトルマッチ、新旧メキシカン対決として注目を集めるこの一戦で、ムンギアは母国の英雄でもあるアンティスピューテッド・チャンピオン、サウル『カネロ』アルバレスに挑む。この一戦は、BS放送のWOWOW(ワウワウ)でライブ中継されるほか、スポーツ専門の動画配信サービスDAZN(ダゾーン)でもPPV(ペイバーピュー)配信される。

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ムンギアは若干27歳ながら、ここまで43戦全勝(34KO)、すでに50勝も目前となるキャリアを積み上げてきた。あえて難点を挙げるとすればこれまでの対戦相手のレベルかもしれない。しかし、元スーパーウェルター級王者のムンギアは2023年6月にセルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)を判定の末、今年1月の試合ではジョン・ライダー(イギリス)をTKOで倒し、その疑念も払拭してみせた。

対するカネロ・アルバレスはキャリア60勝、うち39戦でKO勝利を収めている。カレブ・プラント(アメリカ)を破り、スーパーミドル級復帰後わずか11か月でアンディスピューテッド王者に輝いたように、すでに歴史に名を残すチャンピオンだ。ディミトリー・ビボル(ロシア)に挑戦したWBA世界ライトヘビー級タイトルマッチには判定で敗れたものの、その後は3連勝。昨年9月のジャーメル・チャーロ(アメリカ)戦にも完勝し、自身の4団体統一王座を防衛している。

実力者のプラントに勝利したことで、カネロを史上屈指のボクサーと呼ぶことに異論はないだろう。そのアグレッシブなスタイル、積極的にビッグマッチに挑む姿勢は、33歳のベテランとなった今も対戦相手にとっては脅威だ。しかし、ムンギアは技術面では自身をカネロに匹敵するボクサーと考えており、一歩を引けを取るつもりはない。

「(カネロに)近づいていると自分では思っている。彼に試合を受けさせるようにベストを尽くすと今ここで誓うよ」と、ムンギアは以前、DAZNを通じてYouTubeチャンネル「Fight Hub TV」の取材にそう語っていた。スーパーミドル級転級後の昨夏、エリック・モラレスの元を離れ、マニー・パッキャオを育てた名匠フレディ・ローチのワイルドカードジムに練習拠点を移し、『カネロ超え』に備えてきた。

「現時点では分からないけど、ノックアウトするチャンスはあると思う。リングに立てば、どんなことだって起こりうるんだ」

カネロ超えを夢見てきたムンギアはオスカー・デラホーヤ、ゴールデンボーイ・プロモーションズの虎の子だ。かつてカネロのプロモーターだったデラホーヤは、その頃からムンギアを『ネクスト・カネロ』として育て上げてきた。シンコ・デ・マヨ(メキシコの祝日)の週末、ムンギア、デラホーヤにとってひとつのゴールを迎えられるのか。

ここでは注目の新旧メキシカン対決、カネロvsムンギア戦の試合概要、日程・放送配信予定についてをまとめる。

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■試合概要(日程・対戦カード・会場)

  • カード:WBA/WBC/IBF/WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦
    • サウル『カネロ』アルバレス(王者、メキシコ)vs ハイメ・ムンギア(メキシコ)
  • 試合時刻:日本時間2024年5月5日(月・祝)12:15頃リングインの見込み
    • ※上記の時間は、すべて当日の大会・試合進行次第で前後する。
  • 会場:T-モバイルアリーナ(米ネバダ州ラスベガス)

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■放送・配信先(テレビ中継・インターネット配信)

この試合は、BS放送の『WOWOW(ワウワウ)』、WOWOWのインターネット配信『WOWOWオンデマンド(ワウワウオンデマンド)』で生中継・ライブ配信が予定されている他、スポーツ専門の動画配信サービス『DAZN(ダゾーン)』の各種有料プラン加入者向けPPV(アドオンコンテンツ)としてライブ配信される。

地上波・CS(スカパー!)でのテレビ放送および、スポーツ中継実績のあるインターネット配信サービスのAmazonプライムビデオ(アマゾンプライムビデオ)、ABEMA(アベマ)、U-NEXT(ユーネクスト)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)等でのライブ配信予定はない。

視聴料金・無料視聴

WOWOW/WOWOWオンデマンド放送配信局DAZN
通常契約(月額2530円)対象コース
  • 「DAZN STANDARD」(月額4200円、年間一括36000円、年間月々払い3200円x12か月)
  • 「DAZN BASEBALL」(月額2300円x12か月/年間一括27600円)
  • 「DAZN GLOBAL」(月額990円)

上記のいずれかのコースに加えてPPVアドオン購入が必要

2530円カネロvsムンギア視聴料金

いずれかの上記コース料金+PPV料金2500円

最安値はDAZN GLOBAL+PPVで、「990円+2500円=3490円」

日本語実況解説あり実況解説英語実況解説のみ
再放送あり見逃し配信見逃し配信あり

※すべて税込み価格

まず今回の「カネロvsムンギア」を無料視聴する方法だが、WOWOW/WOWOWオンデマンドDAZNとも無料視聴期間を設けていないため、無料で視聴することはできない。

その上で一番お得に見るには、WOWOWで視聴がオススメとなる。WOWOWは月額2530円(税込)のみで視聴可能。WOWOWと契約することでインターネット配信『WOWOWオンデマンド』も無料で利用できるので、テレビだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのデバイスでも視聴することが可能だ。もしBS放送視聴環境がなくても、WOWOWオンデマンドのみの利用もできる

また、WOWOWの中継は日本語実況および解説が予定されているが、DAZNのPPVについては今回のPPVでは日本語の実況及び解説がない(英語のみ)という点でも、WOWOWの方がオススメと言えそうだ。

なお、ケーブル局経由のWOWOW加入の場合には加入月の視聴料が無料となる。ただし、加入月の解約は受け付けられないため、無料視聴のまま解約することはできないので要注意だ。

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「DAZN PPV」は各種有料プラン加入者向けPPV(アドオンコンテンツ)となるので、通常のDAZNの視聴料に加え、2500円(税込)の追加料金が視聴には必要となる。なお、購入方法は2種類ある。

  • DAZNアプリ or DAZNサイトの「マイ・アカウント」>「アドオン(追加有料コンテンツなど)」>「PPV(ペイ・パー・ビュー)」から購入
  • DAZNアプリ or DAZNサイト上の該当番組枠から購入

※DAZN有料プランは「DAZN STANDARD」「DAZN BASEBALL」「DAZN GLOBAL」が含まれる。なお「DAZN for docomo」は対象外となっている。

もし、今回を機にDAZN視聴を継続するならオススメなのは、DMM TVが提供する「DMM x DAZNホーダイ(ディーエムエムダゾーンホーダイ)」だ。DAZN「DAZN STANDARD」(4200円/税込・月)と、DMM TV「DMMプレミアム」(550円/税込・月)を「DAZN STANDARD」の月額よりも安い月額3480円(税込)で楽しむことができる。

しかも今ならDMMポイントがもらえるキャンペーンを実施中だ(※)。登録直後に550ptが付与され、2か月目、3か月目にそれぞれ550pt、合計1650ptが付与される。DMMポイントはレンタル・購入(セル)作品の購入時に充当できる(DAZN PPVの購入には充当不可)。

※4/30時点。

放送・配信チャンネル

  • テレビ地上波:なし
  • テレビBS/CS:WOWOW
  • ネット:DAZN PPV、WOWOWオンデマンド

配信日時

  • 2024年5月5日(日)9:00~

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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■カネロvsムンギア戦の参考オッズ

米大手オッズメーカー『BetMGM』のオッズはカネロが「-500」、ムンギアが「+400」、『FanDuel』ではカネロが「-600」、ムンギアが「+420」、『DraftKings』ではカネロが「-600」、ムンギアが「+425」と、いずれもカネロ優勢の予想となっている。

このオッズはアメリカンオッズ式となり、「-500」は100ドルの配当を手にするのに500ドルをかける必要があり、当たった場合は500+100=600ドルの払い戻し。「+400」は100ドルを賭けて当たれば3400ドルの配当となり、100+400=500ドルの払い戻しとなる。

※4/30時点。

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■放送・配信内全対戦カード

  • IBF、WBA、WBC、WBO世界スーパーミドル級4団体統一タイトルマッチ:
    • サウル『カネロ』アルバレス(王者、メキシコ)vs ハイメ・ムンギア(メキシコ)
  • WBC世界ウェルター級暫定タイトルマッチ:
    • マリオ・バリオス(王者、アメリカ)vs ファビアン・マイダナ(アルゼンチン)
  • WBC世界フェザー級暫定タイトルマッチ:
    • ブランドン・フィゲロア(王者、アメリカ)vs ジェシー・マグダレノ(アメリカ)
  • WBA世界ウェルター級タイトルマッチ:
    • エイマンタス・スタニオニス(王者、リトアニア)vs ガブリエル・マエストレ(ベネズエラ)

※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。翻訳・編集: 石山修二(スポーティングニュース日本版)

著者
Daniel Yanofsky Photo

Daniel Yanofsky is a combat sports editor at The Sporting News.

石山修二 Shuji Ishiyama Photo

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター