ボクシングの体重階級はいくつある? 男子女子18階級一覧

Author Photo
Takuma Inoue, Junto Nakatani, Ryosuke Nishida, Yuki Takei bantamweight world champions.jpg
(時事/Naoki Fukuda)
\無料体験あり!/

プロボクシングでは、男女共に18の階級が存在し、選手は体重に応じて分類される。

通常、体重が軽いほど速く動けるが、重くなるにつれパンチ力が増し、フィジカル面でも頑丈になる。このことから試合の公平性を保つのが階級制の根幹となる。

近年では急激な減量法が浸透し、高い身長に対して軽い階級で戦う選手が増える一方で、計量での体重超過も増えており、適正体重に関しての議論を残す状況にもなっている。

なお、日本人男子選手は井上尚弥を筆頭に、スーパーバンタム級(55.34kg)、バンタム級(53.52kg)、フライ級(50.80kg)などの軽量級に多く見られる傾向がある。

[AD] 井上尚弥も愛用のトレーニンググッズ「SIXPAD」をAmazonでチェック!

■男子のボクシング階級一覧

  • ヘビー級
    • 体重制限:90.72kg超 / 200ポンド超
  • ブリッジャー級 ※WBCとWBAのみ認定
    • 体重制限:101.604kg以下 / 224ポンド以下
  • クルーザー級(ジュニアヘビー級)
    • 体重制限:90.72kg以下 / 200ポンド以下
  • ライトヘビー級
    • 体重制限:79.38kg以下 / 175ポンド以下
  • スーパーミドル級
    • 体重制限:76.20kg以下 / 168ポンド以下
  • ミドル級
    • 体重制限:72.57kg以下 / 160ポンド以下
  • スーパーウエルター級(ジュニアミドル級、ライトミドル級)
    • 体重制限:69.85kg以下 / 154ポンド以下
  • ウエルター級
    • 体重制限:66.68kg以下 / 147ポンド以下
  • スーパーライト級(ジュニアウェルター級、ライトウェルター級)
    • 体重制限:63.50kg以下 / 140ポンド以下
  • ライト級
    • 体重制限:61.23kg以下 / 135ポンド以下
  • スーパーフェザー級(ジュニアライト級)
    • 体重制限:58.97kg以下 / 130ポンド以下
  • フェザー級
    • 体重制限:57.15kg以下 / 126ポンド以下
  • スーパーバンタム級(ジュニアフェザー級、ライトフェザー級)
    • 体重制限:55.34kg以下 / 122ポンド以下
  • バンタム級
    • 体重制限:53.52kg以下 / 118ポンド以下
  • スーパーフライ級(ジュニアバンタム級、ライトバンタム級)
    • 体重制限:52.16kg以下 / 115ポンド以下
  • フライ級
    • 体重制限:50.80kg以下 / 112ポンド以下
  • ライトフライ級(ジュニアフライ級)
    • 体重制限:48.97kg以下 / 108ポンド以下
  • ミニマム級(ストロー級、ミニフライ級)
    • 体重制限:47.62kg以下 / 105ポンド以下

現在、プロ男子ボクシングのクラスは、2020年11月にWBCが新設したブリッジャー級を含め、体重別に18階級に分けられている。最軽量のミニマム級は47.62kg以下、最重量のヘビー級は90.72kg以上で、ヘビー級の上限は設けられていない。

\無料体験あり!/

■女子のボクシング階級一覧

  • ヘビー級 ※WBC、IBFのみ
    • 体重制限:79.38kg超 / 175ポンド超 ※WBCは76.21kg超 / 168ポンド超
  • クルーザー級(ジュニアヘビー級)※WBOのみ
    • 体重制限:90.72kg以下 / 200ポンド以下
  • ライトヘビー級 ※WBA、IBF、WBOのみ
    • 体重制限:79.38kg以下 / 175ポンド以下
  • スーパーミドル級
    • 体重制限:76.20kg以下 / 168ポンド以下
  • ミドル級
    • 体重制限:72.57kg以下 / 160ポンド以下
  • スーパーウエルター級(ジュニアミドル級、ライトミドル級)
    • 体重制限:69.85kg以下 / 154ポンド以下
  • ウエルター級
    • 体重制限:66.68kg以下 / 147ポンド以下
  • スーパーライト級(ジュニアウェルター級、ライトウェルター級)
    • 体重制限:63.50kg以下 / 140ポンド以下
  • ライト級
    • 体重制限:61.23kg以下 / 135ポンド以下
  • スーパーフェザー級(ジュニアライト級)
    • 体重制限:58.97kg以下 / 130ポンド以下
  • フェザー級
    • 体重制限:57.15kg以下 / 126ポンド以下
  • スーパーバンタム級(ジュニアフェザー級、ライトフェザー級)
    • 体重制限:55.34kg以下 / 122ポンド以下
  • バンタム級
    • 体重制限:53.52kg以下 / 118ポンド以下
  • スーパーフライ級(ジュニアバンタム級、ライトバンタム級)
    • 体重制限:52.16kg以下 / 115ポンド以下
  • フライ級
    • 体重制限:50.80kg以下 / 112ポンド以下
  • ライトフライ級(ジュニアフライ級)
    • 体重制限:48.97kg以下 / 108ポンド以下
  • ミニマム級(ストロー級、ミニフライ級)
    • 体重制限:47.62kg以下 / 105ポンド以下
  • アトム級(ライトミニマム級、ミニ級)
    • 体重制限:46.26kg以下 / 102ポンド以下

[AD] Amazonで2024年2月発売の井上尚弥 最新ドキュメンタリー写真集をチェック!

プロ女子ボクシングの最軽量のアトム級は46.26kg以下、最重量のヘビー級は79.38kg以上で、上限は設けられていない。18階級に分けられてはいるが、重量階級は、団体によってランキングおよびタイトルを認定していないか、認定されていても王者が空位のままになっているケースも多い。

また、日本人女子選手も軽量級に多く、とくにアトム級からスーパーフライ級に選手が集中し、世界王者も生まれている。

\無料体験あり!/

著者
井熊知也 Tomoya Ikuma Photo

スポーティングニュース日本版でアシスタントエディター。2020年にキックボクサーとしてプロデビューし引退後、格闘技に関連する情報を発信する。