10月14日（月・祝）、東京・有明アリーナでで開催される『Prime Video Boxing 10』2日目に王者の田中恒成と挑戦者のプメレレ・カフによるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチが行われる。
同大会のセミファイナルでは那須川天心のボクシング初タイトル戦が予定されるが、第2試合はWBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガは、メインイベントではWBC世界バンタム級王者の中谷潤人ら登場。初日を含め1つのイベントで7つのボクシング世界タイトル戦が行われるのは、日本のボクシング史上初となる。
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ここでは、同大会2日目の第3試合となる田中vsカフの試合背景・勝敗予想・参考オッズについてまとめる。この試合は同日、Amazonプライムビデオで独占ライブ配信される。
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🥊田中恒成vsプメレレ・カフ：WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、初防衛戦に挑む
今年2月、WBO世界スーパーフライ級王座を獲得し、世界最速で4階級制覇を達成した王者の田中恒成が、同級5位で13戦13勝8KOの無敗記録を持つプメレレ・カフを挑戦者として迎え撃つ。
田中は今年7月に防衛戦を予定していたが、挑戦者ジョナタン・ロドリゲスの体重超過と体調不良により試合は中止となった。体重超過による試合中止は、国内開催の世界戦では史上初の悪例となった。田中はその際、リング上で経緯を説明し、ロドリゲスと面談したことや自身の心境を語った。
仕切り直しのタイミングを待つ状況だったが、日本ボクシング界初のひとつの興行で7つの世界戦を行う『Prime Video Boxing 10』に出場することになった。7月の挑戦者よりも実力者に変わったが、ジェシー『バム』ロドリゲスが難攻不落のWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダを撃破するなど、シーンとしてレベルが急上昇するスーパーフライ級戦線で、統一戦の実現に向けて防衛戦を勝ち抜くという強い意志を示している。
再戦を熱望する井岡一翔を振り向かせるためにも勝ち続けなくてはならない。
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🤔田中恒成vsプメレレ・カフの勝敗予想・参考オッズ
英最大手ブックメーカー『William Hill』によると、10月11日時点で田中恒成のオッズは1.10倍、プメレレ・カフは6.50倍と、王者・田中が俄然有利と見られている。
田中は圧倒的なスピードと攻撃力を誇り、アグレッシブなファイトスタイルが特徴だ。そのアグレッシブさに加え、インファイトでのディフェンス能力も光る。一方で、対戦相手のカフも、この階級ではやや大きい168cmから繰り出されるパンチを持っており、警戒が必要だ。
しかし、弱点の多さではカフのほうが目立ち、4階級制覇の実力・実績の面でも田中が大きく上回っている印象が強い。田中としてもここで止まってはいられない立場。7月の防衛戦中止の鬱憤を晴らすようなスカ勝ちも期待できる。最終的に、スポーティングニュースは田中恒成のKO勝利を予想している。
📍田中vsカフの本誌予想：田中のKO勝ち
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