井上拓真vs堤聖也の試合結果予想は? 参考オッズは?|10.13 Prime Video Boxing 10 DAY1

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

井熊知也 Tomoya Ikuma

井上拓真vs堤聖也の試合結果予想は? 参考オッズは?|10.13 Prime Video Boxing 10 DAY1 image

JIJI Press

PRIME VIDEO BOXING 10 DAY1 井上拓真 vs 堤聖也

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10月13日(日)、東京都・有明アリーナで開催される『Prime Video Boxing 10』DAY1のメインイベントとして、WBA世界バンタム級王者の井上拓真堤聖也を相手に3度目の防衛戦を行う。

そのセミファイナルではライトフライ級から階級を上げた寺地拳四朗、その寺地の次戦候補となる可能性があるWBO世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟、WBO世界ライトフライ級王座決定戦として岩田翔吉が参戦する。2日間開催ながらひとつのイベントで7つのボクシング世界タイトル戦が行われるのは、日本のボクシング史上初めてであり、非常に注目度の高い大会となっている。

注目記事:井上拓真vs堤聖也 WBA世界バンタム級タイトルマッチ|見どころ・勝敗予想オッズ・放送予定|10.13 有明アリーナ(外部配信)

ここでは、井上拓真vs堤聖也の試合背景・勝敗予想・参考オッズのほか、プロフィール・戦績についてもまとめる。この試合はAmazonプライムビデオで独占ライブ配信される。

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🥊井上拓真vs堤聖也の試合背景:WBA世界バンタム級タイトルマッチ

同大会初日のメインイベントでは、WBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)が、挑戦者であり同級2位の堤聖也(角海老宝石)を迎え、3度目となる防衛戦に臨む。

拓真は『モンスター』井上尚弥の弟というプレッシャーを背負う中、これまで精密なテクニックと卓越したスピードで数々の難敵を退けてきた。その一方で、堤は不器用ながら徹底したフィジカルトレーニングで築いたタフさと攻撃力で世界タイトル挑戦にふさわしい実力を証明してきた。

両者はアマチュア時代に一度対戦経験があり、その際には堤が敗北を喫しているが、今回は約12年の時を経て高校時代の借りを返す絶好のチャンスとなる。拓真もそれを意識して「何もさせずに返り討ちにする」と予告している。

堤がリベンジを果たしてベルトを奪取するのか、それとも拓真が経験と技術で3度目の防衛に成功し、王者としての地位をさらに強固にするのか。WBC王者・中谷潤人との統一戦の前哨戦という側面もあって注目を集めているが、同い年で誕生日は2日違いという両者の過去の因縁が絡むこのタイトル戦は、まさにボクシングファン必見の一戦となる。

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🤔井上拓真vs堤聖也の勝敗予想・参考オッズ

注目の勝敗予想とオッズだが、英最大手ブックメーカー『William Hill』によると、10月10日時点で拓真のオッズは1.3倍、堤は3.5倍と、井上拓真が有利と見られている。

拓真は兄・尚弥ようなKOパンチは持たないものの、オールラウンダーなファイトスタイルで、出入りの速いフットワークやリスクを最小限に抑えるデフェンス力が近年さらに磨かれている。中間距離でのカウンターや、ここ数戦で目立つインファイトでのボディを絡めた攻撃も強力だ。

一方で、堤は13戦11勝(8KO)2分けという戦績に裏打ちされた高いKO率が特徴で、的確なパワーパンチを繰り出すハードヒッティングスタイルが武器となっている。堤のパンチ力は脅威だが、拓真のここ最近の成長から、多くの見方は拓真が有利と予想している。

しかし、堤は拓真にとって油断できない強敵ということに間違いはない。前戦の石田匠戦で見られたように、もしダウンを奪われるような展開になると、フィジカルを武器に乱打戦を辞さない堤が勢いづき、後半で巻き返すのは難しくなる線もあるだろう。

以上、スポーティングニュースでは、互いに拮抗した試合展開を予想し、最終的には井上拓真が判定勝利を収める可能性が高いと見ている。

📍井上拓真vs堤聖也の本誌予想:井上拓真の判定勝ち

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井上拓真のプロフィール・戦績

  • 本名:井上拓真(いのうえ・たくま)
  • 出身地:神奈川県座間市
  • 生年月日:1995年12月26日(28歳)
  • 身長:164cm 
  • リーチ:163cm
  • スタイル:オーソドックス(右ボクサーファイター)
  • 総試合数:20
  • 戦績:20勝1敗(5KO)
  • 主な獲得タイトル:
    第35代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座
    WBC世界バンタム級暫定王座
    第49代OPBF東洋太平洋バンタム級王座
    WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王座
    日本スーパーバンタム級王座
    WBA世界バンタム級王座

堤聖也のプロフィール・戦績

  • 本名:堤聖也(つつみ・せいや)
  • 出身地:熊本県熊本市
  • 生年月日:1995年12月24日(28歳)
  • 身長:168cm 
  • リーチ:180cm
  • スタイル:スイッチ(サウスポー軸)
  • 総試合数:13
  • 戦績:11勝0敗2分(8KO)
  • 主な獲得タイトル:
    B級トーナメント2018バンタム級 優勝
    GOD'S LEFTバンタム級トーナメント 準優勝
    第75代日本バンタム級王者
    バンタム級モンスタートーナメント 優勝

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。

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スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。